株式会社かんぽ生命保険は、主に生命保険の引き受けおよび資産運用を行う保険会社です。そのビジネスモデルは、旧郵政省の簡易生命保険事業を起源とし、日本郵政グループの一員として全国の郵便局ネットワークを通じて、個人向けの生命保険や年金保険を主力商品として展開しています。 また、郵政管理・支援機構から旧簡易生命保険契約の管理業務を受託し、その保険責任を再保険として引き受けています。収益源としては、保険料収入と資産運用収益が中心であり、近年は第三分野商品や一時払商品を強化し、資産運用の多角化や他社との提携による収益機会の拡大も図っています。IT子会社(かんぽシステムソリューションズ株式会社)を有し、デジタル技術を活用した業務効率化や顧客体験向上にも注力しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2026-03 期末、2026-06-18 提出)収益性
営業利益率
12.4%
≧10%が優良
ROA
0.5%
≧5%が優良
ROE
4.6%
≧10%が優良
ROIC
4.2%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-30.6%
≧10%が優良
営業利益成長率
59.7%
≧10%が優良
EPS成長率
41.9%
≧10%が優良
3行解説
かんぽ生命は、全国の郵便局ネットワークを基盤とする生命保険会社。過去の営業体制問題から回復途上にあり、デジタル化や商品多様化で新規契約獲得と顧客満足度向上を目指し、金融政策変更や地政学リスクへの対応も喫緊の課題。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-15 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 674.1億円 / 予想: 2400.0億円
-1.0%
売上高
実績: 1.4兆円 / 予想: 5.6兆円
-2.1%
2Q
営業利益
実績: 1838.7億円 / 予想: 2600.0億円
+10.2%
売上高
実績: 2.9兆円 / 予想: 5.7兆円
-2.2%
3Q
営業利益
実績: 2344.3億円 / 予想: 2600.0億円
+5.2%
売上高
実績: 4.1兆円 / 予想: 5.7兆円
-5.4%
通期
営業利益
実績: 2719.5億円 / 予想: 未開示
+59.7%
売上高
実績: 5.6兆円 / 予想: 未開示
-8.8%
3行解説
- 2026年3月期の連結業績は、保険料等収入が減少したものの、運用環境の好転による順ざやの増加や標準責任準備金負担の減少により、経常利益が前年同期比59.7%増、当期純利益が同36.7%増と大幅な増益を達成した。
- 2026年4月1日付で1株を3株にする株式分割を実施。これに伴い、次期の配当予想は1株当たり50円(分割前換算で150円)と、実質的な増配を継続する方針を打ち出している。
- 株主還元を強化しており、2026年6月30日を予定日として自己株式30,650,400株(発行済株式総数の2.7%)の消却を決定するなど、資本効率の向上を急いでいる。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-15 | 2026年3月期 通期 | +59.7% | +3.7% | -4.6% | — | — |
| 2026-02-13 | 2026年3月期 第3四半期 | +5.2% | +1.2% | -1.7% | -3.0% | -65.1% |
| 2025-11-14 | 2026年3月期 第2四半期 | +10.2% | +1.2% | +5.6% | +7.4% | +15.8% |
| 2025-08-08 | 2026年3月期 第1四半期 | -1.0% | -2.2% | -2.2% | -2.9% | -6.8% |
| 2025-05-15 | 2025年3月期 通期 | +5.7% | -0.3% | +5.8% | +12.1% | +16.0% |
| 2025-02-14 | 2025年3月期 第3四半期 | +77.6% | +0.4% | -3.5% | +3.5% | -3.4% |
有価証券報告書
2026-06-18 有価証券報告書-第20期(2025/04/01-2026/03/31)
2025-06-13 有価証券報告書-第19期(2024/04/01-2025/03/31)