ホーム / ヒロセ通商 / 四半期進捗

ヒロセ通商 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 増収要因が空回りした減益決算: 取引高が前期比30.5%増と大幅に伸長したものの、低単価通貨ペアへの偏りにより、営業利益は30.6億円(前期比28.0%減)と大幅な減益に沈んだ。
  • 配当の減配: 業績悪化に伴い、年間配当は前期の48円から39円へと9円の減配。次期の業績予想および配当予想は、市況変動の影響が大きいため「未定」を継続。
  • 顧客基盤は拡大継続: 顧客口座数は55.5万口座(前期比3.6%増)と着実に増加しており、Apple Watchアプリの導入やCFD銘柄の拡充など、利便性向上による囲い込みを強化している。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期(通期)の連結業績は以下の通りです。

  • 営業収益: 102.03億円(前期比4.8%減)
  • 営業利益: 30.64億円(前期比28.0%減)
  • 経常利益: 30.70億円(前期比27.8%減)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 22.29億円(前期比23.8%減)

本資料は通期決算のため、進捗率ではなく前期比での勢いを確認すると、取引高が30.5%増と活況であったにもかかわらず、収益の柱である「純営業収益」が101.46億円(4.9%減)とマイナス成長に転じています。これは、米ドル/円など収益単価が低い通貨の取引比率が高まったことが要因であり、収益性の悪化が鮮明となっています。

3. セグメント別のモメンタム

当社グループは金融商品取引業の単一セグメントですが、商流別の勢いには以下の特徴が見られます。

  • FX(外国為替証拠金取引): 「停滞」。取引高は11兆2,692億通貨と過去最高水準ですが、ボラティリティの質(収益効率)が低下。1ドル161円台から139円台までの激しい変動があったものの、収益に結びつきにくい環境でした。

続きで読める項目(スタンダードプラン以上)

  • 🔒 直近の業績と進捗率
  • 🔒 セグメント別のモメンタム
  • 🔒 予想の修正と背景
  • 🔒 キャッシュフローと財務の急変
  • 🔒 経営陣のトーンと重要イベント
  • 🔒 懸念点と不確実性
  • 🔒 総評

上記の詳細分析はスタンダードプラン以上でご覧いただけます。

プランをアップグレード

進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
営業収益 102.0億円 -4.8% 107.1億円
営業利益 30.6億円 -28.0% 42.6億円
経常利益 30.7億円 -27.8% 42.5億円
当期純利益(親会社帰属) 22.3億円 -23.8% 29.3億円
包括利益 22.4億円 -26.3% 30.4億円
1株当たり当期純利益 365.95円 480.29円
希薄化後1株当たり純利益 363.37円 476.59円

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 1176.2億円 1190.7億円
純資産 197.7億円 175.1億円
自己資本比率 16.8% 14.7%
自己資本 197.4億円 174.7億円
1株当たり純資産 3,223.75円 2,891.05円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 12.0% 17.9%
ROA(総資産経常利益率) 2.6% 3.8%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 22.4億円 -3.1億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -53,000,000円 -3.1億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -4.8億円 5.5億円
期末現金及び現金同等物残高 77.6億円 60.4億円

来期予想

業績予想は開示されていません。

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 0円 0円
期末 48円 39円
配当性向:当期 10.7% / 前期 10.0% 純資産配当率:当期 1.3% / 前期 1.8%