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日産自動車 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 過去最大級の最終赤字: 減損損失4,949億円を含む特別損失の計上により、親会社株主に帰属する当期純損失が6,709億円(前年は4,266億円の黒字)という極めて厳しい着地。
  • 自動車事業の収益性蒸発: 自動車事業セグメントが2,680億円の赤字に転落。販売台数の減少に加え、販売奨励金(インセンティブ)の増加とインフレによるコスト増が直撃した。
  • 配当停止と業績予想「未定」の衝撃: 当期の配当を無配とし、次期(2026年3月期)の利益予想も「米国の関税政策による不確実性」を理由に公表を見送る異例の事態。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期の連結業績は以下の通りです。

  • 売上高: 12兆6,332億円(前年同期比 0.4%減)
  • 営業利益: 698億円(同 87.7%減)
  • 経常利益: 2,102億円(同 70.1%減)
  • 当期純損失: 6,709億円(前年は4,266億円の黒字)

本決算は通期実績ですが、当初の期待を大きく下回る「営業利益8割減」および「巨額最終赤字」での着地となりました。特に第4四半期にかけて販売奨励金の負担が想定以上に重くのしかかり、収益性が急激に悪化した形です。

3. セグメント別のモメンタム

  • 自動車事業(減速): 売上高は11兆4,379億円。セグメント損失は2,680億円(前年は2,216億円の利益)と大幅に悪化。グローバル小売台数は334万6千台(2.8%減)で、特に中国市場での12.2%減が響いています。北米では台数は維持(2.5%増)しているものの、収益性はインセンティブ増で毀損しています。

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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 126332.1億円 -0.4% 126857.2億円
営業利益 698.0億円 -87.7% 5687.2億円
経常利益 2101.7億円 -70.1% 7021.6億円
当期純利益(親会社帰属) -6709.0億円 4266.5億円
包括利益 -8216.0億円 10422.2億円
1株当たり当期純利益 -187.08円 110.47円
希薄化後1株当たり純利益 110.47円

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 190240.6億円 198551.5億円
純資産 54453.5億円 64705.4億円
自己資本比率 26.1% 30.1%
自己資本 49582.4億円 59816.5億円
1株当たり純資産 1,419.78円 1,599.28円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) -12.3% 7.7%
ROA(総資産経常利益率) 1.1% 3.7%
売上高営業利益率 0.6% 4.5%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 7536.9億円 9609.0億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -9712.3億円 -8126.6億円
財務活動によるキャッシュ・フロー 2632.5億円 -1315.5億円
期末現金及び現金同等物残高 21975.1億円 21262.1億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 125000.0億円 -0.1%

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 5円 0円
期末 15円 0円
配当性向:当期 — / 前期 18.1% 純資産配当率:当期 — / 前期 1.4%