短信要約
1. 要点(3行)
- 業績の急速な悪化と赤字転落: 第3四半期累計の営業損益は101億円の損失、最終損益は2,502億円の巨額赤字に転落。米国関税や為替変動の影響をコスト削減で補いきれず、収益構造が限界に達している。
- 通期予想の下方修正と危機的状況: 通期計画を営業損失600億円、最終損失6,500億円へ大幅下方修正。グローバル販売台数が前年同期比5.8%減と低迷し、市場全体の成長(5.3%増)から完全に取り残されている。
- キャッシュの流出と財務基盤の揺らぎ: 自動車事業のフリーキャッシュフローが6,914億円のマイナスとなり、手元ネットキャッシュは期首から5,406億円急減。資産の減損損失(806億円)も計上され、財務の健全性が急変している。
2. 直近の業績と進捗率
第3四半期累計の着地は極めて厳しい内容です。
- 売上高: 8兆5,780億円(前年同期比6.2%減)
- 営業利益: △101億円(前年同期は640億円の黒字)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: △2,502億円(前年同期は51億円の黒字)
通期計画に対する進捗率(下方修正後計画 11兆9,000億円に対し)
- 売上高進捗率: 72.1% 例年の第3四半期進捗と比較しても、売上高の勢いは鈍化しています。特筆すべきは利益面で、累計で既に営業赤字となっており、通期計画(600億円の損失)達成に向けても予断を許さない状況です。最終損益に至っては計画の6,500億円の赤字に対し、既に2,500億円超を計上しており、第4四半期にさらなる巨額の損失計上を織り込んでいることが示唆されます。
3. セグメント別のモメンタム
- 自動車事業(減速): セグメント損失は2,754億円(前年同期は1,910億円の損失)と赤字幅が拡大。グローバル小売台数が225.7万台(前年同期比5.8%減)と落ち込んでおり、特に北米や欧州での採算悪化が顕著です。
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今期累計実績
2025-04 〜 2025-12
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-12 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 85779.7億円 | -6.2% | 91432.1億円 |
| 営業利益 | -101.1億円 | — | 640.1億円 |
| 経常利益 | -1108.3億円 | — | 1594.2億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | -2502.2億円 | — | 51.5億円 |
| 包括利益 | -436.6億円 | — | -611.7億円 |
| 1株当たり当期純利益 | -71.63円 | — | 1.42円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | 1.42円 |
財務状態
| 項目 | 2025-12末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 196880.1億円 | 190240.6億円 |
| 純資産 | 53239.7億円 | 54453.5億円 |
| 自己資本比率 | 24.9% | 26.1% |
| 自己資本 | 48955.3億円 | 49582.4億円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 119000.0億円 | -5.8% |
| 営業利益 | -600.0億円 | — |
| 当期純利益 | -6500.0億円 | — |
| 1株当たり当期純利益 | -186.04円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 0円 | 0円 |
| 期末 | 0円 | 0円 予想 |
| 年間合計 | 0円 | 0円 予想 |