短信要約
1. 要点(3行)
- 米国の関税政策による営業利益への減益影響を、当第3四半期累計で1兆2,000億円、通期で1兆4,500億円織り込むという極めて保守的かつ先行的なリスク管理を断行。
- 販売台数は前年同期比4.3%増(730.2万台)と堅調な需要を維持するも、関税影響や諸経費の増加(1兆4,650億円)が重石となり、営業利益は前年同期比13.1%減の3兆1,967億円で着地。
- 厳しい外部環境下ながら通期配当予想を前年比5円増の95円へと「増配」修正し、株主還元への強い姿勢を維持。
2. 直近の業績と進捗率
当第3四半期累計(9ヶ月)の業績は以下の通りです。
- 営業収益: 38兆876億円(前年同期比+6.8%)
- 営業利益: 3兆1,967億円(同-13.1%)
- 親会社の所有者に帰属する四半期利益: 3兆308億円(同-26.1%)
通期計画(営業利益3.8兆円)に対する進捗率:
- 進捗率: 84.1%
- 分析: 前年同期の進捗率(通期実績5兆3,529億円に対しQ3累計3兆6,794億円=約68.7%)と比較して、今期の84.1%という進捗は極めて高い水準です。これは、第4四半期に関税影響等のリスクを厚めに織り込んでいるための「前倒し」の着地と言えます。
3. セグメント別のモメンタム
- 自動車事業: 営業収益34兆1,732億円(+5.7%)、営業利益2兆4,204億円(-21.3%)。販売台数は日本(+4.3%)、海外(+4.3%)共に伸びていますが、諸経費の増加と為替変動(-2,750億円)が利益を押し下げました。
続きで読める項目(スタンダードプラン以上)
- 🔒 直近の業績と進捗率
- 🔒 セグメント別のモメンタム
- 🔒 予想の修正と背景
- 🔒 キャッシュフローと財務の急変
- 🔒 経営陣のトーンと重要イベント
- 🔒 懸念点と不確実性
- 🔒 総評
上記の詳細分析はスタンダードプラン以上でご覧いただけます。
プランをアップグレード進捗詳細
今期累計実績
2025-04 〜 2025-12
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-12 |
|---|---|---|---|
| 営業収益 | 380876.0億円 | +6.8% | 356735.5億円 |
| 営業利益 | 31967.2億円 | -13.1% | 36794.9億円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 営業収益 | 500000.0億円 | +4.1% |
| 営業利益 | 38000.0億円 | -20.8% |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 40円 | 45円 |
| 期末 | 50円 | 50円 予想 |
| 年間合計 | 90円 | 95円 予想 |