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三菱自動車工業 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 利益の急減と大幅減益の着地: 2025年3月期(通期)の営業利益は1,388億円(前年比27.3%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は410億円(同73.5%減)と、売上高が横ばい(2.7兆円規模)の中で利益率が著しく低下した。
  • 次期も2桁の営業減益・減配を予想: 2026年3月期の通期予想では、営業利益1,000億円(28.0%減)とさらなる減益を見込み、年間配当も前期の15円から10円へと5円の「減配」を計画する厳しい見通し。
  • 主力タイ・インドネシア市場の苦戦: 為替の追い風が消滅し、タイバーツ高のマイナス影響や、東南アジア市場での需要回復の遅れ、供給緩和に伴う競争激化が収益を強く圧迫している。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期(通期)の実績:

  • 売上高: 2兆7,882億円(前期比0.0%減)
  • 営業利益: 1,388億円(前期比27.3%減)
  • 経常利益: 986億円(前期比52.8%減)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 409億円(前期比73.5%減)

分析: 通期計画に対する進捗率は100%(年度末のため)ですが、第3四半期に下方修正した通期営業利益見通しは上回って着地しました。しかし、前年同期比では営業利益以下すべての段階で大幅なマイナスとなっており、特に純利益が7割以上減少している点は、ロシア・中国事業関連の損失があった前期と比較しても、本業の収益性が構造的に低下している懸念を示唆しています。

3. セグメント別のモメンタム

  • 自動車事業(減速): 売上高2兆7,578億円(前期比138億円減)、営業利益1,341億円(同538億円減)。タイ・インドネシアでの需要回復の遅れと、コスト通貨であるタイバーツの独歩高が下半期の収益を直撃しました。

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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 27882.3億円 +0.0% 27895.9億円
営業利益 1388.3億円 -27.3% 1909.7億円
経常利益 986.0億円 -52.8% 2090.4億円
当期純利益(親会社帰属) 409.9億円 -73.5% 1547.1億円
包括利益 190.1億円 -91.8% 2327.9億円
1株当たり当期純利益 28.7円 103.97円
希薄化後1株当たり純利益 28.7円 103.96円

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 22459.2億円 24544.7億円
純資産 9735.6億円 10444.6億円
自己資本比率 41.6% 41.2%
自己資本 9344.0億円 10102.1億円
1株当たり純資産 698.28円 679.45円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 4.2% 17.1%
ROA(総資産経常利益率) 4.2% 9.0%
売上高営業利益率 5.0% 6.8%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 1747.3億円 1408.1億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -1147.5億円 -1388.7億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -2747.7億円 376.7億円
期末現金及び現金同等物残高 4501.1億円 6742.0億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 29500.0億円 +5.8%
営業利益 1000.0億円 -28.0%
経常利益 900.0億円 -8.7%
当期純利益 400.0億円 -2.4%
1株当たり当期純利益 29.89円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 5円 7.5円
期末 5円 7.5円
配当性向:当期 52.3% / 前期 9.6% 純資産配当率:当期 2.2% / 前期 1.6%