短信要約
1. 要点(3行)
- 営業利益の黒字転換: 売上高は前年同期比8.5%減の425.6億円と減収ながら、構造改革と原価低減が奏功し、営業利益は前年の4.3億円の赤字から4.8億円の黒字へ急回復した。
- 地域別再生の進展: 北米で拠点集約による利益率向上(前年比77.3%増益)、アジアで希望退職等の構造改革により黒字化を達成。不採算地域の立て直しが数字に表れている。
- 財務体質の改善と増配: 自己資本比率が69.6%へ向上。中間配当を前年の7.5円から12円へ大幅増額し、通期でも2円増配の22円を予定するなど、株主還元姿勢を強めている。
2. 直近の業績と進捗率
2026年3月期第2四半期の連結実績は以下の通りです。
- 売上高: 425.6億円(前年同期比 8.5%減、通期計画比 47.3%)
- 営業利益: 4.86億円(前年同期は4.37億円の損失、通期計画比 40.5%)
- 経常利益: 3.96億円(前年同期は2.52億円の損失、通期計画比 33.0%)
- 中間純利益: 9.89億円(前年同期比 45.7%減、通期計画比 73.3%)
進捗分析: 通期計画に対する売上進捗率は47.3%と概ね例年並みですが、利益面では前年同期の赤字から脱却しており、勢いは大幅に改善しています。中間純利益の進捗率が73.3%と突出しているのは、米国子会社の工場売却に伴う固定資産売却益(特別利益 8.3億円)を計上したためです。一方で前年同期は投資有価証券売却益が約35億円あったため、純利益ベースでは前年比マイナスとなっていますが、本業の収益性は着実に回復しています。
3. セグメント別のモメンタム
- 日本(減速・苦戦): 売上高 175.0億円(5.7%減)、営業損失 5.9億円(前年比で赤字幅は縮小)。モデル末期機種の生産終了が響いています。原価低減努力は続いていますが、国内市場の回復の鈍さが重しとなっています。
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今期累計実績
2025-04 〜 2025-09
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-09 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 425.6億円 | -8.5% | 465.2億円 |
| 営業利益 | 4.9億円 | — | -4.4億円 |
| 経常利益 | 4.0億円 | — | -2.5億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 9.9億円 | -45.7% | 18.2億円 |
| 包括利益 | 4.0億円 | -67.8% | 12.3億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 45.95円 | — | 83.2円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-09末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 750.6億円 | 783.3億円 |
| 純資産 | 525.9億円 | 530.4億円 |
| 自己資本比率 | 69.6% | 67.3% |
| 自己資本 | 522.5億円 | 527.0億円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 900.0億円 | -4.6% |
| 営業利益 | 12.0億円 | +204.9% |
| 経常利益 | 12.0億円 | +134.5% |
| 当期純利益 | 13.5億円 | -35.2% |
| 1株当たり当期純利益 | 61.68円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 7.5円 | 12円 |
| 期末 | 12.5円 | 10円 予想 |
| 年間合計 | 20円 | 22円 予想 |