株式会社今仙電機製作所は、独立系の自動車部品メーカーです。主な事業は、シートの前後・上下位置を調整する「シートアジャスタ」を中心としたシート機構製品、およびリレーやコントロールユニット等の電装・電子製品の製造販売です。
- 主要製品: シートアジャスタ(世界シェア上位)、電子制御ユニット、航空機用・工作機械用ワイヤーハーネス、福祉機器(電動車いす・義足)。
- 主要顧客: 本田技研工業系列(売上比率38.7%)、マツダ系列(17.0%)、SUBARU系列(13.8%)と、特定の完成車メーカーへの依存度が極めて高い構造です。
- 競合環境: テイ・エス テック(筆頭株主:36.7%保有)との資本業務提携により、共同開発や拡販を進めていますが、グローバルではメガサプライヤーとの熾烈なコスト・技術競争にさらされています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-23 提出)収益性
営業利益率
0.4%
≧10%が優良
ROA
0.5%
≧5%が優良
ROE
4.0%
≧10%が優良
ROIC
0.4%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-5.4%
≧10%が優良
営業利益成長率
2707.1%
≧10%が優良
EPS成長率
—
≧10%が優良
3行解説
- 北米拠点の再編完了と投資有価証券売却(53億円)により、最終純利益は20.8億円と黒字転換を達成したが、中国市場での日系メーカー不振により売上高は5.4%減の943億円に留まった。
- 自己資本比率は67.3%へ向上し、営業CFも売上債権の回収進展により27.7億円(前期比188.8%増)と大幅に改善、財務基盤の安定化が鮮明となった。
- 新中期経営計画で「配当性向30%」を掲げ、年間配当を前期の12円から20円へ増配するなど株主還元姿勢を強めているが、本業の収益力(営業利益率0.4%)の低さが依然として課題。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 第3四半期 、2026-02-06 15:40 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 0.3億円 / 予想: 12.0億円
—
売上高
実績: 209.6億円 / 予想: 900.0億円
-10.1%
2Q
営業利益
実績: 4.9億円 / 予想: 12.0億円
—
売上高
実績: 425.6億円 / 予想: 900.0億円
-8.5%
3Q
営業利益
実績: 12.7億円 / 予想: 17.0億円
—
売上高
実績: 632.6億円 / 予想: 872.0億円
-9.2%
3行解説
- 収益構造の劇的な改善: 売上高はモデル末期機種の終了等で前年同期比9.2%減と苦戦したが、営業損益は前年の赤字から12.7億円の黒字へ急回復を遂げた。
- 上方修正と増配の発表: 構造改革による原価低減が想定以上に進展し、通期利益予想を4割以上上方修正。年間配当も前回予想から5円増の27円(前年比7円増)へ引き上げた。
- 不採算拠点の整理完了: 米国子会社の工場売却やアジアでの希望退職実施など、固定費削減を伴う抜本的な「稼ぐ力の再構築」が結実しつつある。
書類一覧
ハイライトされた行が、現在の概要カードに表示されている最新の有報・短信です。
短信
2026-02-06 2026-03 第3四半期 2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-11-14 2026-03 第2四半期 2026年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-08-08 2026-03 第1四半期 2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
有報
2025-06-23 2025-03 期末 有価証券報告書-第88期(2024/04/01-2025/03/31)
短信
2025-05-14 2025-03 通期 2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-02-07 2025-03 第3四半期 2025年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)