短信要約
1. 要点(3行)
- 収益構造の劇的な改善: 売上高はモデル末期機種の終了等で前年同期比9.2%減と苦戦したが、営業損益は前年の赤字から12.7億円の黒字へ急回復を遂げた。
- 上方修正と増配の発表: 構造改革による原価低減が想定以上に進展し、通期利益予想を4割以上上方修正。年間配当も前回予想から5円増の27円(前年比7円増)へ引き上げた。
- 不採算拠点の整理完了: 米国子会社の工場売却やアジアでの希望退職実施など、固定費削減を伴う抜本的な「稼ぐ力の再構築」が結実しつつある。
2. 直近の業績と進捗率
第3四半期累計の連結業績は、売上高632.6億円(前年同期比9.2%減)、営業利益12.7億円(前年同期は4.6億円の損失)、経常利益13.8億円(同4.3億円の損失)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は16.0億円(同3.0%減)ですが、これは前年同期に多額の投資有価証券売却益があった反動によるもので、実質的な稼ぐ力は大幅に向上しています。
通期計画に対する進捗率(修正後予想872億円基準):
- 売上高: 72.5%(前年同期の進捗率73.9%と概ね同等)
- 営業利益: 74.9%
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 86.9%
利益面での進捗が非常に高く、構造改革による採算性の向上が通期目標の達成を盤石にしています。
3. セグメント別のモメンタム
- 日本(改善傾向): 売上高266.2億円(6.3%減)。モデル末期機種の終了で減収となったが、工場再編の推進や改善施策が計画を上回り、営業損失は4.2億円(前年同期は8.3億円の損失)に半減した。
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今期累計実績
2025-04 〜 2025-12
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-12 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 632.6億円 | -9.2% | 697.0億円 |
| 営業利益 | 12.7億円 | — | -4.6億円 |
| 経常利益 | 13.9億円 | — | -4.3億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 16.1億円 | -3.0% | 16.6億円 |
| 包括利益 | 25.6億円 | — | -3.7億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 74.75円 | — | 75.71円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-12末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 778.1億円 | 783.3億円 |
| 純資産 | 543.7億円 | 530.4億円 |
| 自己資本比率 | 69.4% | 67.3% |
| 自己資本 | 540.2億円 | 527.0億円 |
| 1株当たり純資産 | 2,543.04円 | 2,420.47円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 872.0億円 | -7.6% |
| 営業利益 | 17.0億円 | +331.9% |
| 経常利益 | 17.0億円 | +232.2% |
| 当期純利益 | 18.5億円 | -11.3% |
| 1株当たり当期純利益 | 85.97円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 7.5円 | 12円 |
| 期末 | 12.5円 | 15円 予想 |
| 年間合計 | 20円 | 27円 予想 |