短信要約
1. 要点(3行)
- 本業は苦戦も、投資有価証券売却で最終利益は大幅黒字化:営業利益は4.6億円の赤字となったが、政策保有株式の売却益35.9億円を計上したことで、純利益は16.5億円(前年同期は9.7億円の赤字)と急回復した。
- 北米事業がV字回復を牽引:日本・アジアが減収・赤字拡大となる中、北米は拠点集約や自動化投資が奏功し、営業損益が2.8億円の黒字(前年同期は11.4億円の赤字)へと大きく改善した。
- 構造改革の断行と通期黒字化への執念:中国での希望退職実施(特別退職金5.3億円計上)など負の遺産を整理しつつ、通期での営業黒字浮上を見込む強気の業績修正を発表した。
2. 直近の業績と進捗率
第3四半期累計の着地は以下の通りです。
- 売上高: 697.0億円(前年同期比 4.9%減)
- 営業利益: △4.6億円(前年同期は△2.1億円)
- 経常利益: △4.3億円(前年同期は3.2億円の黒字)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 16.5億円(前年同期は△9.7億円)
通期計画(修正後)に対する進捗率:
- 売上高: 73.7%
- 営業利益: -(通期目標2.5億円に対し現在赤字)
- 純利益: 82.9%
前年同期の売上進捗率(約72.8%)と比較すると標準的な進捗ですが、営業利益は3Q時点で赤字であり、通期目標の2.5億円黒字を達成するには第4四半期だけで約7億円の営業利益を稼ぎ出す必要があります。
3. セグメント別のモメンタム
- 北米(勢い:強): 売上高 232.8億円(9.7%増)。円安効果に加え、不採算拠点の集約と自動化による原価改善が顕著。前年の大幅赤字から黒字転換しており、グループの新たな収益柱となっている。
続きで読める項目(スタンダードプラン以上)
- 🔒 直近の業績と進捗率
- 🔒 セグメント別のモメンタム
- 🔒 予想の修正と背景
- 🔒 キャッシュフローと財務の急変
- 🔒 経営陣のトーンと重要イベント
- 🔒 懸念点と不確実性
- 🔒 総評
上記の詳細分析はスタンダードプラン以上でご覧いただけます。
プランをアップグレード進捗詳細
今期累計実績
2024-04 〜 2024-12
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2023-04 〜 2023-12 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 697.0億円 | -4.9% | 733.1億円 |
| 営業利益 | -4.6億円 | — | -2.1億円 |
| 経常利益 | -4.3億円 | — | 3.3億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 16.6億円 | — | -9.7億円 |
| 包括利益 | -3.7億円 | — | 10.2億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 75.71円 | — | -44.12円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2024-12末 | 2024-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 759.9億円 | 811.8億円 |
| 純資産 | 504.8億円 | 512.7億円 |
| 自己資本比率 | 66.0% | 62.6% |
| 自己資本 | 501.6億円 | 508.5億円 |
| 1株当たり純資産 | 2,289.38円 | 2,322.92円 |
通期予想
2024-04 〜 2025-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 945.0億円 | -5.2% |
| 営業利益 | 2.5億円 | — |
| 経常利益 | 5.0億円 | +92.1% |
| 1株当たり当期純利益 | 91.31円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 6円 | 7.5円 |
| 期末 | 6円 | 12.5円 予想 |
| 年間合計 | 12円 | 20円 予想 |