短信要約
1. 要点(3行)
- 四輪事業の急減速と品質コストの計上: 売上高は21.6兆円(前期比+6.2%)と過去最高更新も、リコール関連の製品保証見積変更(1,276億円)やR&D増により、営業利益は1兆2,134億円(同-12.2%)の減益着地。
- 来期予想の超保守的スタンス: 2026年3月期の営業利益予想を5,000億円(同-58.8%)と極めて低く設定。想定為替レートを1ドル=135円と現状から大幅な円高方向に設定したことが、利益を4,520億円押し下げる計画。
- 株主還元の継続的な強化: 大幅減益予想ながら、年間配当は前期から2円増配の70円を計画。利益の質よりも、資本効率と株主への還元姿勢を優先する経営トーンが鮮明。
2. 直近の業績と進捗率
2025年3月期の連結業績(IFRS)は、売上高21兆6,887億円(前期比+6.2%)、営業利益1兆2,134億円(同-12.2%)、親会社の所有者に帰属する当期利益8,358億円(同-24.5%)となりました。
- 進捗率と勢いの変化: 本決算のため通期計画に対しては100%の着地ですが、前連結会計年度(20.8%増収、77.0%営業増益)と比較すると、特に利益面で成長の勢いが急ブレーキ。為替によるプラス効果を、四輪の保証費用やコスト増が打ち消した形です。
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今期実績
2024-04 〜 2025-03
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2023-04 〜 2024-03 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 216887.7億円 | +6.2% | 204288.0億円 |
| 営業利益 | 12134.9億円 | -12.2% | 13819.8億円 |
来期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 203000.0億円 | -6.4% |
| 営業利益 | 5000.0億円 | -58.8% |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 87円 | 34円 |
| 期末 | 39円 | 34円 |