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安永 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 利益面の大幅回復とセグメント格差: 2025年3月期は売上高が微減(-1.5%)の一方、環境機器の好調と機械装置の赤字幅縮小により、経常利益は9.39億円(前期比+65.4%)と大幅増益で着地。
  • 次期予想の「大幅減益」と「減配」ショック: 2026年3月期の純利益は2.5億円(前期比-66.3%)と激減し、配当も3円減配の10円を予想。子会社清算等の特殊要因剥落に加え、外部環境への強い警戒感が反映された。
  • 地政学リスクへの身構え: 米国政府の関税政策や為替変動を「現時点で合理的な見積もりが困難」として予想に織り込んでおらず、業績の下振れリスクを含んだ保守的な見通しとなっている。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期の実績は以下の通りです。

  • 売上高: 314.70億円(前期比1.5%減)
  • 営業利益: 7.58億円(前期比17.4%増)
  • 経常利益: 9.39億円(前期比65.4%増)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 7.42億円(前期比22.1%増)

進捗率と勢いの分析: 本決算のため通期計画(期初予想は非開示だが直近修正値と比較)に対する達成度は、経常利益ベースで非常に高い勢いを見せました。特に前期の経常利益5.67億円から大幅に上積みしており、不採算事業の改善が進んでいます。ただし、次期(2026年3月期)予想に対する「期待値」という点では、経常利益が6.5億円(30.8%減)に沈む見通しであり、足元の増益の勢いは一過性の要因(為替差益や特別利益)に支えられた側面が強いと判断されます。

3. セグメント別のモメンタム

  • エンジン部品事業(減速): 売上高228.77億円(前期比5.8%減)、営業利益5.08億円(同36.7%減)。北米市場の生産調整や国内の認証不正問題による減産が直撃し、主力のこの事業がブレーキとなっています。

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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 314.7億円 -1.5% 319.5億円
営業利益 7.6億円 +17.4% 6.5億円
経常利益 9.4億円 +65.4% 5.7億円
当期純利益(親会社帰属) 7.4億円 +22.1% 6.1億円
包括利益 6.0億円 -71.0% 20.9億円
1株当たり当期純利益 72.04円 54.23円
希薄化後1株当たり純利益 54.22円

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 371.4億円 351.1億円
純資産 113.9億円 109.2億円
自己資本比率 30.7% 31.1%
自己資本 113.8億円 109.1億円
1株当たり純資産 1,104.92円 1,059.14円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 6.7% 5.8%
ROA(総資産経常利益率) 2.6% 1.7%
売上高営業利益率 2.4% 2.0%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 21.8億円 32.1億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -37.6億円 -12.0億円
財務活動によるキャッシュ・フロー 22.6億円 -11.6億円
期末現金及び現金同等物残高 70.7億円 62.3億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 315.0億円 +0.1%
営業利益 8.0億円 +5.5%
経常利益 6.5億円 -30.8%
当期純利益 2.5億円 -66.3%
1株当たり当期純利益 24.26円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 4円 5円
期末 8円 8円
配当性向:当期 18.0% / 前期 22.1% 純資産配当率:当期 1.2% / 前期 1.3%