企業解説
1. 企業概要
株式会社ダイレクトマーケティングミックスは、コンタクトセンターを通じたアウトバウンド・インバウンド業務を主力とする営業ソリューション企業です。
- 事業内容: 自社運営のコンタクトセンターを用いたダイレクトマーケティング、コンサルティング、BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)、およびオンサイト(人材派遣)事業を展開。
- 主要製品・サービス: 通信回線(固定・移動体)の販売促進、自治体や企業のBPO受託、リサーチ業務。
- 主要顧客: 株式会社NTTドコモが売上高の16.2%(約33.9億円)を占める最大の顧客です。
- 競合環境: 営業員の人件費市場(約12兆円)や広告市場をターゲットとしており、労働力不足を背景としたアウトソーシング需要を取り込んでいますが、競合他社との差別化やDX推進による自動化との競争が続いています。
2. 要点(3行)
- 新型コロナワクチン関連の特需が剥落し、売上収益は209.5億円(前年同期比22.0%減)と大幅減収。
- 低採算業務の見直しにより営業利益は14.3億円(同17.5%増)と増益を確保したが、依然としてROEは6.22%と低水準。
- 総資産の45.6%(113.9億円)を「のれん」が占めており、将来の収益性低下に伴う巨額減損リスクが最大の懸念点。
3. 業績・収益性のトレンド
- 売上収益: 209.5億円(前年同期比22.0%減)。コロナ関連BPOの縮小が直撃しました。
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プランをアップグレード業績チャート
成長性の軌跡
● 売上高(棒、左軸) ● 当期純利益(折れ線、左軸) ● 経常利益率(折れ線、右軸)
資本効率の解剖
ROE
デュポン分解(ROE = 純利益率 × 総資産回転率 × 財務レバレッジ)
還元と評価
■ EPS 1株当たり純利益(棒・左軸) ■ DPS 1株当たり配当(棒・左軸) ● PBR 株価純資産倍率(折れ線・右軸) DPS÷EPS=配当性向
キャッシュフローの質
■ 営業CF(棒・正側) ■ 投資CF(棒・負側) ■ 財務CF(棒・負側に積み上げ) ● 当期純利益(折れ線)
財務諸表
経営指標
| 項目 | 2020年12月期 | 2021年12月期 | 2022年12月期 | 2023年12月期 | 2024年12月期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 連結経営指標等 | |||||
| 売上収益 | 224.6億円 | 302.9億円 | 346.7億円 | 268.5億円 | 209.5億円 |
| 営業利益又は営業損失(△) | 35.9億円 | 47.8億円 | 57.7億円 | 12.2億円 | 14.3億円 |
| 税引前利益又は税引前損失(△) | 35.0億円 | 46.4億円 | 57.3億円 | 11.8億円 | 13.9億円 |
| 当期利益又は当期損失(△):親会社の所有者に帰属 | 24.2億円 | 32.2億円 | 38.0億円 | 3.1億円 | 8.3億円 |
| 当期包括利益:親会社の所有者に帰属 | 24.2億円 | 32.2億円 | 37.7億円 | 1.7億円 | 7.6億円 |
| 親会社の所有者に帰属する持分 | 80.0億円 | 116.0億円 | 155.9億円 | 130.9億円 | 137.6億円 |
| 総資産額 | 212.5億円 | 268.4億円 | 305.3億円 | 261.8億円 | 249.7億円 |
| 1株当たり親会社所有者帰属持分 | 199.51円/株 | 260.91円/株 | 331.9円/株 | 284.54円/株 | 296.8円/株 |
| 基本的1株当たり利益又は損失(△) | 60.47円/株 | 78.32円/株 | 85.09円/株 | 6.73円/株 | 18.05円/株 |
| 希薄化後1株当たり利益又は損失(△) | 50.92円/株 | 66.8円/株 | 78.86円/株 | 6.57円/株 | 17.89円/株 |
| 親会社所有者帰属持分比率 | 37.6% | 43.2% | 51.0% | 50.0% | 55.1% |
| 親会社所有者帰属持分利益率 | 35.8% | 32.8% | 28.0% | 2.2% | 6.2% |
| 株価収益率 | 2169.0% | 2371.0% | 1961.0% | 13923.0% | 1524.0% |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | 40.9億円 | 41.4億円 | 51.2億円 | 16.1億円 | 20.0億円 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | -4.5億円 | -14.3億円 | -7.7億円 | -12.3億円 | -1.0億円 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | -16.2億円 | -13.4億円 | -18.1億円 | -35.3億円 | -11.9億円 |
| 現金及び現金同等物 | 36.9億円 | 50.7億円 | 76.1億円 | 44.6億円 | 51.7億円 |
| 従業員数 | 76300.0% | 105300.0% | 116500.0% | 101400.0% | 71100.0% |
| 平均臨時雇用人員 | 296700.0% | 366300.0% | 473200.0% | 398300.0% | 291200.0% |
貸借対照表
| 項目 | 前期 | 当期 |
|---|---|---|
| 財政状態計算書 | ||
| 資産 | 261.8億円 | 249.7億円 |
| ▶ 流動資産 | 83.8億円 | 83.0億円 |
| ▶ 非流動資産 | 177.9億円 | 166.7億円 |
| 資産 | 261.8億円 | 249.7億円 |
| 負債及び資本 | 261.8億円 | 249.7億円 |
| ▶ 負債 | 130.9億円 | 112.1億円 |
| ▶ 資本 | 130.9億円 | 137.6億円 |
| 負債及び資本 | 261.8億円 | 249.7億円 |
損益計算書
| 項目 | 前期 | 当期 |
|---|---|---|
| 損益計算書 | ||
| 売上収益合計 | 268.5億円 | 209.5億円 |
| 営業費用 | 253.8億円 | 191.9億円 |
| その他の収益 | 0.8億円 | 0.3億円 |
| その他の費用 | 3.3億円 | 3.6億円 |
| セグメント利益 | 12.2億円 | 14.3億円 |
| 金融収益 | 0.0億円 | 0.0億円 |
| 金融費用 | 0.5億円 | 0.5億円 |
| 報告セグメントの税引前利益 | 11.8億円 | 13.9億円 |
| 法人所得税費用 | 8.7億円 | 5.6億円 |
| 当期利益(△は損失) | 3.1億円 | 8.3億円 |
| 帰属 | ||
| 1株当たり当期利益(△は損失) | ||
キャッシュフロー計算書
| 項目 | 前期 | 当期 |
|---|---|---|
| キャッシュ・フロー計算書 | ||
| ▶ 営業活動によるキャッシュ・フロー | 16.1億円 | 20.0億円 |
| ▶ 投資活動によるキャッシュ・フロー | -12.3億円 | -1.0億円 |
| ▶ 財務活動によるキャッシュ・フロー | -35.3億円 | -11.9億円 |
| 換算差額を加算後の増減額及び換算差額がない場合の増減額に用いる。 | -31.5億円 | 7.1億円 |
| 現金及び現金同等物 | 44.6億円 | 51.7億円 |
| 現金及び現金同等物 | 44.6億円 | 51.7億円 |