短信要約
1. 要点(3行)
- 大型M&Aによる財務構造の激変: 株式会社KYTの全株式を28億円で取得し子会社化。のれん22.8億円(暫定)を計上し、総資産が前期末比約64%増と急拡大した。
- 本業は堅調も一過性費用が利益を圧迫: 売上高・営業利益は前年同期比で増収増益を維持したが、買収資金の調達費用(7,000万円)等の発生により、経常利益・純利益は減益となった。
- 高水準な営業利益進捗率: 通期計画に対する営業利益進捗率は88.5%に達しており、M&A関連の費用負担をこなしつつも計画達成に向けた勢いは強い。
2. 直近の業績と進捗率
第3四半期(累計)の着地は以下の通りです。
- 売上高: 58.86億円(前年同期比 +3.5%)
- 営業利益: 9.73億円(同 +1.2%)
- 経常利益: 8.86億円(同 △6.7%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 5.70億円(同 △4.8%)
通期計画に対する進捗率:
- 売上高:73.5%(前年同期進捗 75.8%)
- 営業利益:88.5%(前年同期進捗 92.7%)
前年同期と比較すると進捗率はやや緩やかですが、営業利益ベースで約9割に達しており、計画達成の蓋然性は極めて高い状況です。経常利益以下の減益は、M&Aに伴う一過性の「アップフロントフィー(7,000万円)」が主な要因であり、本業の収益性が損なわれたわけではありません。
3. セグメント別のモメンタム
同社は単一セグメントですが、領域別の動向は以下の通りです。
- 勢い(強気): 日本の大手企業における若手人材(ファーストキャリア領域)への根強い需要が継続。また、データ起点の組織づくり(ヒューマンストラテジーズ領域)も大口顧客との取引が進行し、業績を牽引しています。
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プランをアップグレード進捗詳細
今期累計実績
2024-04 〜 2024-12
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2023-04 〜 2023-12 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 58.9億円 | +3.5% | 56.9億円 |
| 営業利益 | 9.7億円 | +1.2% | 9.6億円 |
| 経常利益 | 8.9億円 | -6.7% | 9.5億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 5.7億円 | -4.8% | 6.0億円 |
| 包括利益 | 5.7億円 | -5.7% | 6.1億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 25.79円 | — | 25.78円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | 25.35円 | — | 25.25円 |
財務状態
| 項目 | 2024-12末 | 2024-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 80.0億円 | 48.7億円 |
| 純資産 | 28.1億円 | 31.2億円 |
| 自己資本比率 | 33.8% | 62.4% |
| 自己資本 | 27.0億円 | 30.4億円 |
通期予想
2024-04 〜 2025-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 80.1億円 | +6.7% |
| 営業利益 | 11.0億円 | +6.0% |
| 経常利益 | 10.7億円 | +6.7% |
| 当期純利益 | 7.2億円 | +14.0% |
| 1株当たり当期純利益 | 32.35円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 8円 | 10円 |
| 期末 | 11円 | 9円 予想 |
| 年間合計 | 19円 | — |