株式会社デコルテ・ホールディングスは、フォトウエディング(挙式や披露宴とは別の日に写真を撮影するサービス)を中核とするスタジオ事業を展開する企業です。主力の「スタジオAQUA」「スタジオTVB」など、全国に30店舗以上のフォトスタジオを運営しています。
- 主要サービス:屋内専用スタジオでの「スタジオ撮影」と、屋外での「ロケーション撮影」。衣装、メイク、撮影を自社完結させる内製化モデルが特徴。
- 主要顧客:結婚を控えたカップル、および七五三や誕生日等のアニバーサリー撮影を求める家族層。
- 競合環境:婚姻組数の減少に伴う市場縮小リスクがある一方、結婚式の多様化(写真のみの「ナシ婚」増)により需要は底堅い。低価格路線の参入が相次ぎ、競争は激化しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-09 期末、2025-12-19 提出)収益性
営業利益率
1.1%
≧10%が優良
ROA
0.5%
≧5%が優良
ROE
3.0%
≧10%が優良
ROIC
0.3%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
8.2%
≧10%が優良
営業利益成長率
34.8%
≧10%が優良
EPS成長率
36.7%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高は60.46億円(前期比8.2%増)、営業利益は2.94億円(同34.3%増)と増収増益を達成し、コロナ禍以降の回復基調が鮮明。
- 筆頭株主である株式会社IBJによる連結子会社化を目的とした公開買付け(TOB)が実施されており、今後の経営体制は大きく変容する見込み。
- 総資産の45.7%を占める「のれん(56.36億円)」の減損リスクと、自己資本を上回る有利子負債(58.84億円)が財務上の大きな懸念。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-09 第2四半期 、2026-05-12 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 4.6億円 / 予想: 4.5億円
+9.8%
売上高
実績: 19.6億円 / 予想: 64.8億円
+6.1%
2Q
営業利益
実績: 3.8億円 / 予想: 4.5億円
+88.2%
売上高
実績: 31.7億円 / 予想: 64.8億円
+6.4%
3行解説
- 広告宣伝費の最適化や成約率の向上により、営業利益が前年同期比88.4%増の3.84億円と大幅な増益を達成。
- 主力のフォトウエディングサービスにおいて、撮影件数(前年比+4.2%)と撮影単価(同+3.9%)が共に上昇し、収益性が改善。
- 通期利益予想に対する進捗率が90%を超える極めて高い水準だが、M&Aに伴う影響額が精査中のため現時点では据え置き。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-12 | 2026年9月期 第2四半期 | +88.2% | — | — | — | — |
| 2026-02-05 | 2026年9月期 第1四半期 | +9.8% | +2.0% | -11.6% | -9.0% | -11.8% |
| 2025-11-06 | 2025年9月期 通期 | +34.2% | -7.1% | -10.0% | -8.2% | -22.7% |
| 2025-08-05 | 2025年9月期 第3四半期 | +60.1% | +4.0% | +22.4% | +29.3% | +27.2% |
| 2025-05-08 | 2025年9月期 第2四半期 | +9.7% | +1.2% | -3.2% | -4.9% | -0.7% |
| 2025-02-05 | 2025年9月期 第1四半期 | +15.2% | +2.9% | +12.7% | +15.0% | +7.4% |
有価証券報告書
2025-12-19 有価証券報告書-第9期(2024/10/01-2025/09/30)