短信要約
1. 要点(3行)
- 業績の急減速: 2024年6月以降のメディア報道の影響でリファラル採用や集客が鈍化し、第2四半期累計の営業利益は前年同期比45.0%減の14.7億円と大幅な減益に着地。
- 成長モデルの変調: 主力の営業社員増による成長にブレーキがかかり、通期計画も大幅な下方修正後(1月公表)の数値となっているが、修正計画に対する進捗率は利益面で7割を超え、保守的な計画。
- 新領域へのシフト: 採用難を背景に、法改正(改正保険業法)を追い風とした「契約譲受(M&A)ビジネス」が過去最多の商談数を記録するなど、従来のオーガニック成長から構造転換を図る過渡期。
2. 直近の業績と進捗率
当中間会計期間の業績は、売上高164.33億円(前年同期比4.1%減)、営業利益14.77億円(同45.0%減)、中間純利益9.73億円(同47.4%減)となりました。
通期計画(326.03億円/20.51億円)に対する進捗率:
- 売上高: 50.4%
- 営業利益: 72.0%
- 当期純利益: 72.8%
前年同期(2024年11月期2Q)は売上高が17.6%増と勢いがありましたが、今期は減収減益に転じています。ただし、1月に大幅下方修正した通期計画(営業利益20.51億円)に対して、中間時点で既に7割以上の利益を確保しており、修正後の目標達成に向けた足取りは極めて慎重かつ堅実です。
3. セグメント別のモメンタム
単一セグメントですが、事業別の勢いは明暗が分かれています。
- 減速(生命保険代理店業): 売上高は156.38億円(前年同期164.01億円から減少)。リファラル採用の低下に伴う営業社員の増加ペース鈍化と、提携先を通じた集客抑制が響いています。
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今期累計実績
2024-12 〜 2025-05
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2023-12 〜 2024-05 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 164.3億円 | -4.1% | 171.4億円 |
| 営業利益 | 14.8億円 | -45.0% | 26.9億円 |
| 経常利益 | 14.9億円 | -45.9% | 27.5億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 9.7億円 | -47.4% | 18.5億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 42.42円 | — | 80.13円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | 40.85円 | — | 76.76円 |
財務状態
| 項目 | 2025-05末 | 2024-11末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 182.4億円 | 185.3億円 |
| 純資産 | 117.8億円 | 118.3億円 |
| 自己資本比率 | 64.5% | 63.8% |
| 自己資本 | 117.7億円 | 118.3億円 |
通期予想
2024-12 〜 2025-11
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 326.0億円 | -8.5% |
| 営業利益 | 20.5億円 | -61.5% |
| 経常利益 | 21.0億円 | -61.7% |
| 1株当たり当期純利益 | 58.2円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 45円 | 47円 |
| 期末 | 47円 | 47円 予想 |
| 年間合計 | 92円 | 94円 予想 |