株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)は、日本最大級の総合ディスカウントストア「ドン・キホーテ」を中核とする小売グループです。国内ではディスカウントストア事業と総合スーパー事業(ユニー)を展開し、海外(北米・アジア)でも積極的に多角化しています。「顧客最優先主義」を掲げ、独自の「CV(利便性)+D(安さ)+A(アミューズメント性)」を融合した店舗運営が特徴です。主要顧客は一般消費者であり、競合他社にはコンビニ、スーパー、ドラッグストアなどが含まれますが、独自の商品構成(PB/OEM等)と空間演出により差別化を図っています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-06 期末、2025-09-25 提出)収益性
営業利益率
7.2%
≧10%が優良
ROA
10.8%
≧5%が優良
ROE
15.5%
≧10%が優良
ROIC
10.2%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
7.2%
≧10%が優良
営業利益成長率
15.8%
≧10%が優良
EPS成長率
2.0%
≧10%が優良
3行解説
- インバウンド需要の旺盛な取り込みとPB/OEM商品の伸長により、連結売上高は2.2兆円(前年比+7.2%)、営業利益は1,622億円(同+15.8%)と過去最高益を更新。
- 北米事業は店舗焼失やM&A関連費用、設備投資の増加により営業利益が33.7%減と苦戦したが、2025年4月の寿司チェーンMikuni買収など北米の収益源多様化を推進。
- 新長期経営計画「Double Impact 2035」を策定し、2035年6月期に売上高4.2兆円、営業利益3,300億円を目指す野心的な成長目標と、1対5の株式分割による投資家層拡大を表明。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-06 第3四半期 、2026-05-13 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 413.5億円 / 予想: 1700.0億円
+0.7%
売上高
実績: 5732.8億円 / 予想: 2.3兆円
+4.1%
2Q
営業利益
実績: 939.9億円 / 予想: 1740.0億円
+4.7%
売上高
実績: 1.2兆円 / 予想: 2.4兆円
+7.2%
3Q
営業利益
実績: 1375.2億円 / 予想: 1740.0億円
+6.9%
売上高
実績: 1.8兆円 / 予想: 2.4兆円
+8.2%
3行解説
- アジア事業の収益性が急改善: アジア事業の営業利益が前年同期比222.3%増と爆発的に成長し、連結利益を大きく押し上げた。
- インバウンドとPBが国内を牽引: 国内事業では訪日客の免税売上増加に加え、新PB商品や「驚安DNA」を活かした食品・日用品が好調に推移した。
- Olympicグループとの経営統合を発表: 首都圏基盤の強化と新業態「ロビン・フッド」の展開加速に向け、2026年7月の完全子会社化を決定。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-13 | 2026年6月期 第3四半期 | +6.9% | — | — | — | — |
| 2026-02-12 | 2026年6月期 第2四半期 | +4.7% | -0.7% | +1.1% | +9.2% | — |
| 2025-11-12 | 2026年6月期 第1四半期 | +0.7% | -2.4% | -6.9% | -6.6% | -17.2% |
| 2025-08-18 | 2025年6月期 通期 | +15.8% | +1.6% | +4.6% | -4.9% | -84.2% |
| 2025-05-14 | 2025年6月期 第3四半期 | +16.7% | +1.3% | +3.1% | +5.9% | +10.3% |
| 2025-02-13 | 2025年6月期 第2四半期 | +18.9% | -0.8% | -4.6% | -4.0% | +10.3% |
有価証券報告書
2025-09-25 有価証券報告書-第45期(2024/07/01-2025/06/30)