短信要約
1. 要点(3行)
- 売上高が前年同期比2.9%減、営業利益が同57.9%減と大幅な減益決算。国内での報道事案による売上減少と、円高による米国売上の目減りが直撃した。
- 米国での相互関税影響や供給優先対応に伴う労務費増により、売上原価率が36.7%から39.9%へ悪化し、収益構造が大きく揺らいでいる。
- 棚卸資産(商品及び製品)が前期末比で約38億円急増しており、販売停滞と在庫積み上がりが財務面での大きな懸念材料となっている。
2. 直近の業績と進捗率
当第3四半期累計期間の着地は以下の通りです。
- 売上高: 179.3億円(前年同期比 2.9%減)
- 営業利益: 5.2億円(同 57.9%減)
- 経常利益: 4.8億円(同 60.2%減)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 2.9億円(同 67.3%減)
【通期計画に対する進捗率】
- 売上高:72.3%
- 営業利益:74.0%
- 経常利益:86.4%
- 純利益:95.7%
進捗率の数値自体は高く見えますが、これは2025年10月に下方修正された極めて低い通期計画に基づいているためです。前年同期の売上進捗(約73.5%)と比較しても勢いの衰えは顕著であり、利益面では前年同期の半分以下の水準にまで落ち込んでいます。
3. セグメント別のモメンタム
- 日本(勢い:減速): 売上高97.9億円(1.4%減)。人工股関節の新規施設獲得や脊椎固定器具(KMC)の2桁成長などのプラス材料はあったものの、国内で発生した「一連の報道事案」が逆風となり、人工膝関節や人工骨頭の症例数が減少。全体として足踏み状態です。
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プランをアップグレード進捗詳細
今期累計実績
2025-04 〜 2025-12
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-12 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 179.3億円 | -2.9% | 184.6億円 |
| 営業利益 | 5.2億円 | -57.9% | 12.3億円 |
| 経常利益 | 4.8億円 | -60.2% | 11.9億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 2.9億円 | -67.3% | 8.8億円 |
| 包括利益 | 8.1億円 | -48.8% | 15.8億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 10.9円 | — | 33.39円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-12末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 344.7億円 | 336.7億円 |
| 純資産 | 251.5億円 | 247.4億円 |
| 自己資本比率 | 72.9% | 73.3% |
| 自己資本 | 251.2億円 | 246.8億円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 248.0億円 | -1.3% |
| 営業利益 | 7.0億円 | -55.0% |
| 経常利益 | 5.5億円 | -63.1% |
| 当期純利益 | 3.0億円 | — |
| 1株当たり当期純利益 | 11.38円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 0円 | 0円 |
| 期末 | 15円 | 17円 予想 |
| 年間合計 | 15円 | 17円 予想 |