株式会社マックハウスは、ジーンズを中心としたカジュアル衣料品の販売を行う小売業者です。メンズ、レディース、キッズ向けの商品を全国250店舗(2025年2月末時点)およびオンラインストアで展開しています。かつては株式会社チヨダの連結子会社でしたが、2024年11月にG Future Fund 1号投資事業有限責任組合による株式公開買付け(TOB)が成立し、親会社が交代しました。競合環境としては、ユニクロやしまむら等の大手チェーン、EC専門業者との激しい価格・商品開発競争に晒されています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-02 期末、2025-05-22 提出)収益性
営業利益率
-9.2%
≧10%が優良
ROA
-15.5%
≧5%が優良
ROE
-74.7%
≧10%が優良
ROIC
-39.3%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-14.9%
≧10%が優良
営業利益成長率
—
≧10%が優良
EPS成長率
—
≧10%が優良
3行解説
- 7期連続の営業損失を計上しており、「継続企業の前提に関する注記(ゴーイングコンサーン注記)」が記載される極めて厳しい経営状況。
- 売上高は前期比14.9%減の131.19億円と減少が止まらず、自己資本比率も32.3%から16.9%へ急低下し、財務基盤が毀損している。
- ジーエフホールディングスとの業務提携および新親会社からの資金支援(9億円の借入等)により倒産リスクを回避しているが、抜本的な収益改善は端緒についたばかりである。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-02 通期 、2026-04-14 17:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: -1.8億円 / 予想: -5.5億円
-4.6%
売上高
実績: 30.4億円 / 予想: 132.0億円
-8.3%
2Q
営業利益
実績: -6.2億円 / 予想: -2.4億円
-22.2%
売上高
実績: 61.8億円 / 予想: 135.0億円
-5.8%
3Q
営業利益
実績: -12.3億円 / 予想: -2.4億円
-52.5%
売上高
実績: 88.0億円 / 予想: 135.0億円
-9.8%
通期
営業利益
実績: -23.8億円 / 予想: 未開示
-96.5%
売上高
実績: 115.9億円 / 予想: 未開示
-11.7%
3行解説
- 8期連続の営業損失が継続する中、不採算店舗の大量閉鎖(71店舗)により売上高は115.9億円(前年同期比11.6%減)、純損失は30.7億円と赤字幅が拡大。
- 2026年3月の「株式会社コーエン」の完全子会社化により、次期の連結売上高は203億円と急拡大し、通期での営業黒字浮上を目指す計画。
- 第三者割当増資等による大規模な資金調達を実施し、アパレル事業の再生と暗号資産運用・AI事業を組み合わせた「複合型収益モデル」への転換を急いでいる。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-14 | 2026年2月期 通期 | -96.5% | +2.9% | -5.0% | — | — |
| 2026-01-09 | 2026年2月期 第3四半期 | -52.5% | -3.2% | -8.0% | -6.8% | -22.3% |
| 2025-10-10 | 2026年2月期 第2四半期 | -22.2% | +2.8% | -12.3% | -24.5% | -34.7% |
| 2025-07-11 | 2026年2月期 第1四半期 | -4.6% | -11.8% | -13.3% | -34.2% | -47.2% |
| 2025-04-11 | 2025年2月期 通期 | -33.3% | +1.7% | -2.5% | -12.6% | -43.1% |
有価証券報告書
2025-05-22 有価証券報告書-第35期(2024/03/01-2025/02/28)