短信要約
1. 要点(3行)
- 大幅減益の着地: 2025年3月期は、EVシフトの減速や半導体装置市場の回復遅れが響き、営業利益は前期比46.6%減の3.1億円と、極めて厳しい決算となった。
- 全セグメントで苦戦: 駆動システムと機工・計測システムの両事業が営業赤字に転落。特にドイツ子会社の不振と利益率の高い研削ボールねじの減少が利益を圧迫した。
- 強気のV字回復予想と記念配当: 2026年3月期は営業利益2.3倍(7億円)の急回復を計画。創業100周年の記念配当(10円)を含めた増配を打ち出し、株主還元で先行きへの自信を示した。
2. 直近の業績と進捗率
2025年3月期の実績は以下の通りです。
- 売上高: 172.8億円(前期比6.6%減)
- 営業利益: 3.1億円(同46.6%減)
- 経常利益: 4.1億円(同50.4%減)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 1.7億円(同65.4%減)
本資料は通期決算のため、2025年3月期の通期計画に対する最終進捗率は100%ですが、期初予想からの下振れが目立ちます。一方、新たに発表された2026年3月期の通期予想に対する勢いを見ると、売上高207億円(19.8%増)、営業利益7億円(124.7%増)と非常に高いハードルを設定しており、足元の低迷からの急浮上を前提とした計画となっています。
3. セグメント別のモメンタム
- 駆動システム(減速): 売上高63.7億円(5.1%減)、営業損失1.2億円(前期は0.9億円の損失)。半導体・液晶関連の回復が想定より緩やかで、高利益率な研削ボールねじの販売減が痛手。ドイツ子会社の赤字も継続中。
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プランをアップグレード進捗詳細
今期実績
2024-04 〜 2025-03
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2023-04 〜 2024-03 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 172.8億円 | -6.6% | 185.0億円 |
| 営業利益 | 3.1億円 | -46.6% | 5.8億円 |
| 経常利益 | 4.2億円 | -50.4% | 8.4億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 1.7億円 | -65.4% | 5.0億円 |
| 包括利益 | 43,000,000円 | -96.3% | 11.8億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 30.23円 | — | 87.51円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-03末 | 2024-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 261.6億円 | 258.8億円 |
| 純資産 | 115.8億円 | 117.0億円 |
| 自己資本比率 | 43.5% | 44.5% |
| 自己資本 | 113.8億円 | 115.1億円 |
| 1株当たり純資産 | 1,993.22円 | 2,019.39円 |
収益性指標
| 指標 | 当期 | 前期 |
|---|---|---|
| ROE(自己資本当期純利益率) | 1.5% | 4.5% |
| ROA(総資産経常利益率) | 1.6% | 3.3% |
| 売上高営業利益率 | 1.8% | 3.2% |
キャッシュ・フロー
| 項目 | 当期 | 前期 |
|---|---|---|
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | 12.3億円 | 4.3億円 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | -16.4億円 | -13.1億円 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | 4.7億円 | 2.1億円 |
| 期末現金及び現金同等物残高 | 32.9億円 | 32.3億円 |
来期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 207.0億円 | +19.8% |
| 営業利益 | 7.0億円 | +124.7% |
| 経常利益 | 5.0億円 | +19.2% |
| 当期純利益 | 3.1億円 | +79.6% |
| 1株当たり当期純利益 | 54.3円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 期末 | 35円 | 20円 |
配当性向:当期 66.2% / 前期 40.0%
純資産配当率:当期 1.0% / 前期 1.8%