短信要約
1. 要点(3行)
- 実質的な増益基調: 前期のライセンス一時金(Anton Paar社向け)の反落で表面上は営業減益(-3.6%)だが、それを除けば価格転嫁やシステム・サービス事業の伸長により実質的な収益力は向上。
- 配当の大幅増額: 2025年3月期の配当を16円(前期14円)に増額し、次期はさらに20円へと引き上げる方針を決定。配当性向は48.7%まで上昇し、株主還元姿勢を鮮明化。
- 事業構造の変革: 半導体・EV電池向けの「センサ部門」が低迷する一方、官公庁や食品・石油向けの「システム部門」が売上高49.5%増と急成長し、ポートフォリオの分散が奏功。
2. 直近の業績と進捗率
2025年3月期の連結業績は、売上高150.48億円(前期比4.9%増)、営業利益14.22億円(同3.6%減)、経常利益14.44億円(同8.2%減)で着地しました。
- 進捗状況: 2025年3月期当初予想に対し、売上高はほぼ計画通り(150億円予想)、各段階利益も計画を概ね達成した形です。
- 勢いの変化: 前期(2024年3月期)はライセンス収入による利益の押し上げ(特需)がありましたが、今期はその剥落を内製化やシステム案件の増加でカバーしており、本業の稼ぐ力は前年同期比でむしろ強化されています。
3. セグメント別のモメンタム
- システム部門(勢い:強): 売上高25.77億円(前期比49.5%増)。国立研究開発法人(産総研)向けの大口案件や食品・石油関連の需要を確実に取り込み、最大の成長ドライバーとなっています。
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プランをアップグレード進捗詳細
今期実績
2024-04 〜 2025-03
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2023-04 〜 2024-03 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 150.5億円 | +4.9% | 143.5億円 |
| 営業利益 | 14.2億円 | -3.6% | 14.8億円 |
| 経常利益 | 14.4億円 | -8.2% | 15.7億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 10.3億円 | -6.6% | 11.0億円 |
| 包括利益 | 12.8億円 | -6.3% | 13.7億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 45.96円 | — | 49.2円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-03末 | 2024-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 244.9億円 | 234.5億円 |
| 純資産 | 163.2億円 | 153.6億円 |
| 自己資本比率 | 64.8% | 63.6% |
| 自己資本 | 158.7億円 | 149.1億円 |
| 1株当たり純資産 | 708.16円 | 665.6円 |
収益性指標
| 指標 | 当期 | 前期 |
|---|---|---|
| ROE(自己資本当期純利益率) | 6.7% | 7.7% |
| ROA(総資産経常利益率) | 6.0% | 6.9% |
| 売上高営業利益率 | 9.5% | 10.3% |
キャッシュ・フロー
| 項目 | 当期 | 前期 |
|---|---|---|
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | 19.9億円 | 10.0億円 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | -8.4億円 | -1.7億円 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | -6.1億円 | -6.8億円 |
| 期末現金及び現金同等物残高 | 38.5億円 | 32.0億円 |
来期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 155.0億円 | +3.0% |
| 営業利益 | 14.5億円 | +1.9% |
| 経常利益 | 15.3億円 | +5.9% |
| 当期純利益 | 9.2億円 | -10.7% |
| 1株当たり当期純利益 | 41.06円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 7円 | 7円 |
| 期末 | 7円 | 9円 |
配当性向:当期 34.8% / 前期 28.5%
純資産配当率:当期 2.3% / 前期 2.2%