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ニコン 四半期進捗

決算短信(2026-03 第3四半期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 過去最大級の巨額減損: デジタルマニュファクチャリング事業(SLM社関連)を中心に、非金融資産の減損損失906億円を計上したことで、営業損益が1,036億円の赤字に転落。
  • 通期予想の下方修正と無配懸念: 通期営業損益予想を140億円の黒字から1,000億円の赤字へ大幅下方修正。年間配当も前期の50円から40円へ減配予定。
  • キャッシュフローの悪化: 営業活動によるCFが147億円の支出超過(前年同期は396億円の収入)に転じ、運転資金確保のため短期借入金が510億円急増。

2. 直近の業績と進捗率

第3四半期累計(9ヶ月)の着地は以下の通りです。

  • 売上収益: 4,839億円(前年同期比5.6%減)
  • 営業利益: △1,036億円(前年同期は81億円の黒字)
  • 親会社の所有者に帰属する四半期利益: △872億円(前年同期は62億円の黒字)

通期計画に対する進捗率と勢いの変化:

  • 売上収益の進捗率は71.7%となり、前年同期(71.7%)と同水準ですが、利益面では巨額減損により進捗率という概念が成立しないほど悪化しています。
  • 当初、下期からの回復を見込んでいた利益計画は、減損および棚卸資産の評価損(精機事業)の織り込みにより完全に崩壊した形です。

3. セグメント別のモメンタム

  • 映像事業(減速): 売上高2,290億円(前年同期比2.8%減)。デジタルシネマカメラ「ZR」は牽引したものの、競争激化による販促費増、為替・関税の悪影響、製品ミックスの変化で「減収減益」。

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進捗詳細

今期累計実績

2025-04 〜 2025-12

項目 当期 前年比 前年同期 2024-04 〜 2024-12
売上高 4839.1億円 -5.6% 5126.7億円
営業利益 -1036.3億円 81.1億円

通期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 6750.0億円 -5.6%
営業利益 -1000.0億円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 25円 25円
期末 25円 15円 予想
年間合計 50円 40円 予想