株式会社シードは、1957年設立のコンタクトレンズおよびケア用品の専門総合メーカーです。
- 主要製品・サービス: 国産コンタクトレンズ「シード 1dayPureシリーズ」を主力とし、乱視用や遠近両用などのスペシャリティレンズ、シリコーンハイドロゲルレンズ、オルソケラトロジーレンズ、ケア用品を展開しています。
- 主要顧客: HOYA株式会社(売上比率15.7%)、株式会社アド(11.5%)、株式会社パレンテ(10.8%)など、大手販売店や医療機関が中心です。
- 競合環境: ジョンソン・エンド・ジョンソン等の外資系大手と競合する中、国内唯一の一貫生産体制を強みに、高付加価値なスペシャリティレンズ分野での差別化を図っています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-23 提出)収益性
営業利益率
4.7%
≧10%が優良
ROA
3.1%
≧5%が優良
ROE
6.1%
≧10%が優良
ROIC
2.9%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
2.6%
≧10%が優良
営業利益成長率
-23.8%
≧10%が優良
EPS成長率
-53.4%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高は332.3億円(前年比2.6%増)と微増も、機械トラブルによる生産遅延や本社移転等の一時費用、原材料高の影響で営業利益は15.6億円(同23.8%減)の大幅減益。
- 供給能力不足解消のため鴻巣研究所4号棟を着工(2026年3月生産開始予定)し、さらに英国企業の買収(約4.6億円)により海外スペシャリティレンズ市場への攻勢を強める。
- 利益面は苦戦したが、配当は15円(前年12円)へ増配し、生産体制正常化後の業績回復を見据えた強気の投資姿勢を維持。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-11 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 6.3億円 / 予想: 20.0億円
+53.7%
売上高
実績: 85.5億円 / 予想: 370.0億円
+3.3%
2Q
営業利益
実績: 11.3億円 / 予想: 20.0億円
+29.5%
売上高
実績: 171.4億円 / 予想: 370.0億円
+1.9%
3Q
営業利益
実績: 12.9億円 / 予想: 20.0億円
+2.1%
売上高
実績: 255.2億円 / 予想: 370.0億円
+1.3%
通期
営業利益
実績: 14.4億円 / 予想: 未開示
-7.9%
売上高
実績: 339.4億円 / 予想: 未開示
+2.1%
3行解説
- 2026年3月期決算は、売上高が339.42億円(前期比2.1%増)、純利益が11.35億円(同4.0%増)と増収増益を確保した一方、人件費増や物流拠点構築コストにより営業利益は14.39億円(同7.8%減)となった。
- 鴻巣研究所の「4号棟」が2026年3月から稼働開始し、生産能力は月産6,500万枚から2027年3月期には7,900万枚へ拡大する計画で、次期の営業利益52.8%増という強気な予想の背景となっている。
- 2026年3月末付で東証プライム市場からスタンダード市場へ市場区分を変更。同時に英国Scotlens社の買収や中国卸業者の子会社化など、海外事業の垂直統合と拡大を加速させている。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-11 | 2026年3月期 通期 | -7.9% | — | — | — | — |
| 2026-02-09 | 2026年3月期 第3四半期 | +2.1% | -9.2% | -12.2% | -9.3% | +0.8% |
| 2025-11-10 | 2026年3月期 第2四半期 | +29.5% | -2.8% | -3.9% | -6.0% | -6.4% |
| 2025-08-08 | 2026年3月期 第1四半期 | +53.7% | +5.9% | +2.3% | +8.1% | +1.4% |
| 2025-05-12 | 2025年3月期 通期 | -23.8% | -2.2% | -5.4% | -7.5% | -4.3% |
| 2025-02-07 | 2025年3月期 第3四半期 | -30.3% | +0.5% | -0.5% | +3.1% | +0.3% |
有価証券報告書
2025-06-23 有価証券報告書-第69期(2024/04/01-2025/03/31)