企業解説
1. 企業概要
株式会社シードは、1957年設立のコンタクトレンズおよびケア用品の専門総合メーカーです。
- 主要製品・サービス: 国産コンタクトレンズ「シード 1dayPureシリーズ」を主力とし、乱視用や遠近両用などのスペシャリティレンズ、シリコーンハイドロゲルレンズ、オルソケラトロジーレンズ、ケア用品を展開しています。
- 主要顧客: HOYA株式会社(売上比率15.7%)、株式会社アド(11.5%)、株式会社パレンテ(10.8%)など、大手販売店や医療機関が中心です。
- 競合環境: ジョンソン・エンド・ジョンソン等の外資系大手と競合する中、国内唯一の一貫生産体制を強みに、高付加価値なスペシャリティレンズ分野での差別化を図っています。
2. 要点 (3行)
- 売上高は332.3億円(前年比2.6%増)と微増も、機械トラブルによる生産遅延や本社移転等の一時費用、原材料高の影響で営業利益は15.6億円(同23.8%減)の大幅減益。
- 供給能力不足解消のため鴻巣研究所4号棟を着工(2026年3月生産開始予定)し、さらに英国企業の買収(約4.6億円)により海外スペシャリティレンズ市場への攻勢を強める。
- 利益面は苦戦したが、配当は15円(前年12円)へ増配し、生産体制正常化後の業績回復を見据えた強気の投資姿勢を維持。
3. 業績・収益性のトレンド
- 売上高: 332.31億円(前年比2.6%増)。需要は堅調でしたが、第2四半期から第4四半期初めにかけて発生した既存設備の機械トラブルにより、主力「Pureシリーズ」の供給が滞り、機会損失が発生しました。
続きで読める項目(スタンダードプラン以上)
- 🔒 業績・収益性のトレンド
- 🔒 事業セグメント別の明暗
- 🔒 成長戦略の具体性と進捗
- 🔒 重大なリスク
- 🔒 株主還元姿勢
- 🔒 キャッシュフローの質
- 🔒 資産の健全性
- 🔒 総評
上記の詳細分析はスタンダードプラン以上でご覧いただけます。
プランをアップグレード市場ポジション
サンプル
市場内
業種内
- スタンダードプラン以上で見られます
- 🔒 収益性・効率性・成長性・回転・安全性・割安の6カテゴリ別スコア(市場内・業種内)
- 🔒 各指標の市場内・業種内ランキング(例:営業利益率 12位 / 1,100社)
- 🔒 レーダーチャートによる強み・弱みの一覧
市場ポジションはスタンダードプラン以上でご覧いただけます。
プランをアップグレード業績チャート
成長性の軌跡
● 売上高(棒、左軸) ● 当期純利益(折れ線、左軸) ● 経常利益率(折れ線、右軸)
資本効率の解剖
ROE
デュポン分解(ROE = 純利益率 × 総資産回転率 × 財務レバレッジ)
還元と評価
■ EPS 1株当たり純利益(棒・左軸) ■ DPS 1株当たり配当(棒・左軸) ● PBR 株価純資産倍率(折れ線・右軸) DPS÷EPS=配当性向
キャッシュフローの質
■ 営業CF(棒・正側) ■ 投資CF(棒・負側) ■ 財務CF(棒・負側に積み上げ) ● 当期純利益(折れ線)
財務諸表
経営指標
| 項目 | 2021年03月期 | 2022年03月期 | 2023年03月期 | 2024年03月期 | 2025年03月期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 連結経営指標等 | |||||
| 売上高 | 286.2億円 | 288.4億円 | 305.9億円 | 324.0億円 | 332.3億円 |
| 経常利益又は経常損失(△) | 12.1億円 | 11.4億円 | 5.5億円 | 20.6億円 | 13.3億円 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) | 11.3億円 | 11.5億円 | -3.2億円 | 19.6億円 | 10.9億円 |
| 包括利益 | 12.3億円 | 11.2億円 | -1.3億円 | 24.3億円 | 11.7億円 |
| 純資産額 | 116.5億円 | 125.3億円 | 121.5億円 | 176.5億円 | 183.9億円 |
| 総資産額 | 412.6億円 | 417.9億円 | 400.1億円 | 495.7億円 | 517.6億円 |
| 1株当たり純資産額 | 459.07円/株 | 489.63円/株 | 473.83円/株 | 573.5円/株 | 596.81円/株 |
| 1株当たり当期純利益又は当期純損失(△) | 45.13円/株 | 46.09円/株 | -12.63円/株 | 77.4円/株 | 36.1円/株 |
| 潜在株式調整後1株当たり当期純利益 | — | — | — | — | — |
| 自己資本比率 | 27.9% | 29.3% | 29.6% | 35.0% | 34.9% |
| 自己資本利益率 | 10.2% | 9.7% | -2.6% | 13.4% | 6.2% |
| 株価収益率 | 1751.0% | 1130.0% | -4324.0% | 857.0% | 1349.0% |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | 36.9億円 | 32.7億円 | 33.5億円 | 60.2億円 | 29.8億円 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | -16.6億円 | -8.8億円 | -4.4億円 | -37.6億円 | -45.7億円 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | -17.3億円 | -24.2億円 | -18.2億円 | 26.4億円 | -11.3億円 |
| 現金及び現金同等物の残高 | 39.6億円 | 38.8億円 | 49.4億円 | 98.5億円 | 70.8億円 |
| 従業員数 | 98800.0% | 98500.0% | 97400.0% | 96200.0% | 98500.0% |
| 平均臨時雇用人員 | 32200.0% | 24800.0% | 24000.0% | 31800.0% | 39800.0% |
貸借対照表
| 項目 | 前期 | 当期 |
|---|---|---|
| 貸借対照表 | ||
| 資産の部 | ||
| ▶ 流動資産 | 223.2億円 | 206.8億円 |
| ▶ 固定資産 | 272.5億円 | 310.8億円 |
| 資産 | 495.7億円 | 517.6億円 |
| 負債の部 | ||
| ▶ 流動負債 | 195.7億円 | 181.4億円 |
| ▶ 固定負債 | 123.6億円 | 152.4億円 |
| 負債 | 319.2億円 | 333.8億円 |
| 純資産の部 | ||
| ▶ 株主資本 | 164.4億円 | 170.8億円 |
| ▶ 評価・換算差額等 | 9.2億円 | 9.8億円 |
| 非支配株主持分 | 2.9億円 | 3.2億円 |
| 純資産 | 176.5億円 | 183.9億円 |
| 負債純資産 | 495.7億円 | 517.6億円 |
損益計算書
| 項目 | 前期 | 当期 |
|---|---|---|
| 損益計算書 | ||
| 売上高 | 324.0億円 | 332.3億円 |
| 売上原価 | 182.1億円 | 186.0億円 |
| 売上総利益又は売上総損失(△) | 141.8億円 | 146.3億円 |
| 販売費及び一般管理費 | 121.3億円 | 130.7億円 |
| 営業利益又は営業損失(△) | 20.5億円 | 15.6億円 |
| ▶ 営業外収益 | 3.1億円 | 2.1億円 |
| ▶ 営業外費用 | 3.0億円 | 4.4億円 |
| 経常利益又は経常損失(△) | 20.6億円 | 13.3億円 |
| ▶ 特別利益 | 0.9億円 | 0.0億円 |
| ▶ 特別損失 | 0.7億円 | 0.1億円 |
| 税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△) | 20.8億円 | 13.3億円 |
| 法人税、住民税及び事業税 | 4.7億円 | 2.8億円 |
| 法人税等調整額 | -3.5億円 | -0.5億円 |
| 法人税等 | 1.2億円 | 2.3億円 |
| 当期純利益又は当期純損失(△) | 19.6億円 | 11.0億円 |
| 非支配株主に帰属する当期純利益又は非支配株主に帰属する当期純損失(△) | -0.0億円 | 0.1億円 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) | 19.6億円 | 10.9億円 |
キャッシュフロー計算書
| 項目 | 前期 | 当期 |
|---|---|---|
| キャッシュ・フロー計算書 | ||
| ▶ 営業活動によるキャッシュ・フロー | 60.2億円 | 29.8億円 |
| ▶ 投資活動によるキャッシュ・フロー | -37.6億円 | -45.7億円 |
| ▶ 財務活動によるキャッシュ・フロー | 26.4億円 | -11.3億円 |
| 現金及び現金同等物に係る換算差額 | 0.1億円 | -0.5億円 |
| 現金及び現金同等物の増減額(△は減少) | 49.1億円 | -27.7億円 |
| 現金及び現金同等物の残高 | 98.5億円 | 70.8億円 |
| 現金及び現金同等物の残高 | 98.5億円 | 70.8億円 |