短信要約
1. 要点(3行)
- 本業は苦戦: M&A寄与で売上高は622.7億円(前年同期比8.9%増)と伸長したが、原材料高や拠点移転費用が響き、営業利益は14.9億円(同45.5%減)と大幅な減益。
- 一過性利益で純利益を確保: 固定資産売却益16.1億円を特別利益に計上し、最終利益の落ち込みを抑制。この資産売却を原資に、年間配当を前年の13円から60円へと大幅増配する方針。
- 大規模な組織再編を断行: 3Q期間中に子会社5社の新規連結と、グループ内6社の吸収合併を実施。低収益な構造からの脱却を目指し、クリエイティブ領域へのシフトを急いでいる。
2. 直近の業績と進捗率
当第3四半期累計期間の着地は以下の通りです。
- 売上高: 622.7億円(前年同期比 +8.9%)
- 営業利益: 14.9億円(同 -45.5%)
- 経常利益: 15.8億円(同 -41.6%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 14.8億円(同 -22.4%)
通期計画に対する進捗率と勢い:
- 売上高は73.3%と概ね順調ですが、**営業利益の進捗率は41.4%**にとどまり、前年同期の進捗率(2024年12月期3Q実績 2,731百万円 / 通期予想非開示のため比較不可だが、利益水準自体が前年比で半減)と比較しても、本業の収益性は著しく低下しています。
- 純利益の進捗率は26.9%と極めて低い数値ですが、これは通期計画(55億円)が第4四半期にさらなる資産売却等の特別利益計上を見込んでいるためと考えられます。
3. セグメント別のモメンタム
当社は「クリエイティブサービス事業」の単一セグメントですが、事業環境の内訳は以下の通りです。
- 勢い(ポジティブ): インバウンド需要やサービス消費の回復を背景に、企業広告活動が活性化。販促ツールやビジネスコンサルティング(DNTI社など)の需要は増加傾向にあります。
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プランをアップグレード進捗詳細
今期累計実績
2025-01 〜 2025-09
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-01 〜 2024-09 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 622.7億円 | +8.9% | 571.9億円 |
| 営業利益 | 14.9億円 | -45.5% | 27.3億円 |
| 経常利益 | 15.8億円 | -41.6% | 27.1億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 14.8億円 | -22.4% | 19.1億円 |
| 包括利益 | 16.8億円 | +5.5% | 15.9億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 31.63円 | — | 38.9円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-09末 | 2024-12末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 814.0億円 | 751.0億円 |
| 純資産 | 175.5億円 | 159.9億円 |
| 自己資本比率 | 20.9% | 20.5% |
| 自己資本 | 170.3億円 | 153.6億円 |
| 1株当たり純資産 | 359.62円 | 329.85円 |
通期予想
2025-01 〜 2025-12
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 850.0億円 | +6.1% |
| 営業利益 | 36.0億円 | -17.3% |
| 経常利益 | 32.0億円 | -23.8% |
| 当期純利益 | 55.0億円 | +91.5% |
| 1株当たり当期純利益 | 118.11円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 第1四半期末 | 3.25円 | 3.5円 |
| 中間 | 3.25円 | 3.5円 |
| 第3四半期末 | 3.25円 | 26.5円 |
| 期末 | 3.25円 | 26.5円 予想 |
| 年間合計 | 13円 | 60円 予想 |