短信要約
1. 要点(3行)
- 第3四半期累計の売上高は408.1億円(前年同期比22.3%増)、営業利益は82.8億円(同14.5%増)と、HDD向け薄膜や化学プラント向け需要が牽引し、大幅な増収増益を達成。
- データセンター投資を背景とした薄膜事業が利益を押し上げる一方、半導体製造装置向けのサーマル事業は投資抑制の影響で減速しており、セグメント間で明暗が分かれた。
- 米国政府による一律10%の新関税導入方針に対し、経営陣は輸出戦略への影響に強い警戒感を示しており、地政学リスクが今後の不透明感として浮上している。
2. 直近の業績と進捗率
今第3四半期累計(9ヶ月)の着地は以下の通りです。
- 売上高: 408.1億円(前年同期比22.3%増)
- 営業利益: 82.8億円(同14.5%増)
- 経常利益: 78.1億円(同12.1%増)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 54.5億円(同12.5%増)
通期計画(560億円)に対する進捗率:
- 売上高:72.9%
- 営業利益:69.0%
- 純利益:64.9%
前年同期の売上高が9.1%減、営業利益が30.8%減と苦戦していたのに対し、今期は二桁増収増益と勢いが鮮明です。ただし、通期目標に対する営業利益の進捗率(69.0%)は、単純計算の75%をやや下回っており、最終四半期での巻き返しが焦点となります。
3. セグメント別のモメンタム
- 【勢い】薄膜事業: 売上高85.9億円(前年同期比36.9%増)、利益34.6億円(同43.5%増)。データセンター向けのHD(ハードディスク)用スパッタリングターゲットが極めて好調です。
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今期累計実績
2024-07 〜 2025-03
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2023-07 〜 2024-03 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 408.1億円 | +22.3% | 333.6億円 |
| 営業利益 | 82.8億円 | +14.5% | 72.3億円 |
| 経常利益 | 78.1億円 | +12.1% | 69.7億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 54.5億円 | +12.5% | 48.4億円 |
| 包括利益 | 54.1億円 | +11.2% | 48.6億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 221.85円 | — | 215.65円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | 221.12円 | — | 214.82円 |
財務状態
| 項目 | 2025-03末 | 2024-06末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 1254.1億円 | 1127.2億円 |
| 純資産 | 636.5億円 | 605.1億円 |
| 自己資本比率 | 50.6% | 53.5% |
| 自己資本 | 634.4億円 | 602.9億円 |
通期予想
2024-07 〜 2025-06
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 560.0億円 | +17.8% |
| 営業利益 | 120.0億円 | +22.3% |
| 経常利益 | 120.0億円 | +12.3% |
| 当期純利益 | 84.0億円 | +13.4% |
| 1株当たり当期純利益 | 341.94円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 0円 | 0円 |
| 期末 | 286円 | 96円 予想 |
| 年間合計 | 286円 | 96円 予想 |
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