株式会社フルヤ金属は、プラチナグループメタル(PGM:イリジウム、ルテニウム等)に特化した工業用貴金属製品のリーディングカンパニーです。
- 事業内容: PGMの加工技術および回収・精製技術を核に、電子、薄膜、サーマル、ファインケミカルの4分野で製品を展開。
- 主要製品: 携帯電話用SAWフィルター向けイリジウムルツボ、HDD用スパッタリングターゲット、半導体製造装置用熱電対、有機EL材料向け貴金属化合物。
- 主要顧客: デノラ・ペルメレック(売上比率15.3%)、De Nora Deutschland(同16.0%)など。
- 競合環境: 特定のPGM加工における「グローバルニッチトップ」として強い地位を確立していますが、原材料調達や販売面で田中貴金属工業(主要株主・関係会社)と密接な関係にあります。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-06 期末、2025-09-25 提出)収益性
営業利益率
16.6%
≧10%が優良
ROA
8.1%
≧5%が優良
ROE
10.3%
≧10%が優良
ROIC
7.1%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
20.7%
≧10%が優良
営業利益成長率
-2.8%
≧10%が優良
EPS成長率
-18.4%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高は前期比20.7%増の573.79億円と過去最高を更新したが、貴金属価格の下落や製品構成の変化により、純利益は同12.7%減の64.68億円と増収減益となった。
- 棚卸資産が823.94億円(前期比121.79億円増)と急増しており、営業キャッシュ・フローが純利益を大幅に下回る9.21億円に留まるなど、資金効率の悪化が顕著である。
- 2030年を見据えた中期計画「KFKビジョン2030」を策定し、売上高1,500億円、ROE10%以上の目標を掲げ、水素社会関連や次世代半導体分野への投資を加速させている。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-06 第2四半期 、2026-02-06 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 34.1億円 / 予想: 100.0億円
+23.1%
売上高
実績: 232.0億円 / 予想: 640.0億円
+66.9%
2Q
営業利益
実績: 74.4億円 / 予想: 165.0億円
+26.9%
売上高
実績: 439.0億円 / 予想: 880.0億円
+63.7%
3行解説
- 大幅な増収増益と上方修正: 売上高は前年同期比63.7%増の439億円、営業利益は26.9%増の74.4億円と急成長。これに伴い通期予想を売上880億円、営業益165億円へ大幅に上方修正した。
- 在庫売却によるCFの劇的改善: 前期に懸念された棚卸資産の積み増しを、戦略的な貴金属(イリジウム・ルテニウム)販売により圧縮。営業キャッシュフローは55.8億円の黒字(前年同期は75億円の赤字)へと劇的に転換した。
- 地金販売が利益を牽引: 本業の製品販売に加え、市況高騰を背景としたサプライチェーン支援(地金販売)が売上高で前年同期比約5.6倍と爆発的に成長し、業績を押し上げた。
書類一覧
ハイライトされた行が、現在の概要カードに表示されている最新の有報・短信です。
短信
2026-02-06 2026-06 第2四半期 2026年6月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-11-06 2026-06 第1四半期 2026年6月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
有報
2025-09-25 2025-06 期末 有価証券報告書-第57期(2024/07/01-2025/06/30)
短信
2025-08-07 2025-06 通期 2025年6月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-05-09 2025-06 第3四半期 2025年6月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-02-07 2025-06 第2四半期 2025年6月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)