パイロットコーポレーション 四半期進捗

決算短信(2024-12 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 増収減益も配当は大幅増額: 売上高は海外市場の伸長と円安効果で過去最高を更新(1,261億円)したが、先行投資(労務費・減価償却費)が嵩み営業利益は6.3%減。一方で期末配当を従来予想から11円増額し、株主還元姿勢を強化。
  • 米州が牽引、中国は苦戦: 主力市場の米州は「G-2」の好調で営業利益が62.5%増と急成長。一方、アジア(主に中国)は景気低迷と費用増により営業利益が56.0%減と大幅に悪化し、明暗が分かれた。
  • 新中期経営計画の野心的目標: 2027年に売上高1,450億円、総還元性向50%以上を目指す新計画を発表。成長投資を継続しつつ、資本効率(ROE 11%以上)と還元の両立を打ち出した点がサプライズ。

2. 直近の業績と進捗率

2024年12月期(通期)の連結実績は以下の通りです。

  • 売上高: 1,261億6,800万円(前年同期比 6.4%増)
  • 営業利益: 178億500万円(同 6.3%減)
  • 経常利益: 201億1,000万円(同 3.5%減)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 151億8,100万円(同 11.1%増)

進捗と勢いの変化: 当期は期末決算のため、通期計画に対する達成度は、売上高は期初予想(1,240億円)を超過達成したものの、営業利益は当初予想(185億円)に届かず着地。前年と比較すると、売上高の成長は加速(5.1%増→6.4%増)していますが、先行投資フェーズに入ったことで営業利益率は16.0%から14.1%へと低下しており、利益面での勢いは一時的に足踏みしています。

3. セグメント別のモメンタム

  • 米州(勢い:強): 売上高388億8,700万円(11.0%増)、セグメント利益19億2,000万円(62.5%増)。米国でのゲルインキボールペン「G-2」のトップシェア維持と円安効果が大きく寄与。

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進捗詳細

今期実績

2024-01 〜 2024-12

項目 当期 前年比 前年同期 2023-01 〜 2023-12
売上高 1261.7億円 +6.4% 1185.9億円
営業利益 178.1億円 +6.3% 190.0億円
経常利益 201.1億円 +3.5% 208.4億円
当期純利益(親会社帰属) 151.8億円 +11.1% 136.6億円
包括利益 176.4億円 +1.9% 179.9億円
1株当たり当期純利益 388.53円 346.31円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2024-12末 2023-12末
総資産 1767.0億円 1664.7億円
純資産 1415.8億円 1323.5億円
自己資本比率 79.1% 78.3%
自己資本 1398.5億円 1304.1億円
1株当たり純資産 3,628.73円 3,305.72円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 11.2% 11.1%
ROA(総資産経常利益率) 11.7% 12.9%
売上高営業利益率 14.1% 16.0%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 227.3億円 101.8億円
投資活動によるキャッシュ・フロー 110.5億円 107.1億円
財務活動によるキャッシュ・フロー 110.4億円 73.8億円
期末現金及び現金同等物残高 391.1億円 383.3億円

来期予想

2025-01 〜 2025-12

項目 予想 前年比(予想)
売上高 1330.0億円 +5.4%
営業利益 180.0億円 +1.1%
経常利益 190.0億円 +5.5%
当期純利益 145.0億円 +4.5%
1株当たり当期純利益 371.09円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 50円 53円
期末 50円 64円
配当性向:当期 30.1% / 前期 28.9% 純資産配当率:当期 3.4% / 前期 3.2%

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