短信要約
1. 要点(3行)
- 業績の急減速と赤字転落: アーカイブ事業の撤退に加え、主力である断熱材事業の中国市場における苦戦により、売上高は前年同期比66.6%減、営業損益は1.45億円の赤字へ転落した。
- 中国拠点での苦戦が痛手: 中国連結子会社において、製造業界の価格競争激化に伴う受注減少と利益率低下が発生し、断熱材事業全体で約3,500万円のセグメント損失を計上した。
- ナノマテリアル事業の急成長: 売上規模は3,200万円とまだ小さいものの、前年同期比5倍以上の成長(+418.6%)を見せ、半導体用途などで性能実証が進むなど唯一の明るい兆しとなっている。
2. 直近の業績と進捗率
2026年3月期 第1四半期の連結業績は以下の通り。
- 売上高: 6.69億円(前年同期比66.6%減)
- 営業利益: △1.45億円(前年同期は5.45億円の黒字)
- 経常利益: △1.54億円(前年同期は5.89億円の黒字)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: △1.16億円(前年同期は4.28億円の黒字)
通期計画(売上高45.39億円、営業利益2.80億円)に対する進捗率:
- 売上高: 14.7%
- 営業利益: 赤字のため進捗なし 前年同期は第1四半期時点で売上高・各利益ともに通期実績に対し極めて高い進捗を見せていたが、今期はアーカイブ事業の廃止と中国景気の減速が直撃し、計画達成に向けて極めて厳しいスタートとなった。
3. セグメント別のモメンタム
- 断熱材事業(減速): 売上高6.37億円(前年同期比55.9%減)。国内は工業炉向け販売が堅調で計画を上回ったが、中国の連結子会社がヒーターモジュールの販売減と価格競争に巻き込まれ、利益率が大幅に悪化。セグメント損益も前年の4億円の黒字から赤字に転落しており、モメンタムは著しく低下している。
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今期累計実績
2025-04 〜 2025-06
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-06 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 6.7億円 | -66.6% | 20.1億円 |
| 営業利益 | -1.4億円 | — | 5.5億円 |
| 経常利益 | -1.5億円 | — | 5.9億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | -1.2億円 | — | 4.3億円 |
| 包括利益 | -3.9億円 | — | 6.1億円 |
| 1株当たり当期純利益 | -5.8円 | — | 20.69円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-06末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 89.8億円 | 96.9億円 |
| 純資産 | 78.1億円 | 82.1億円 |
| 自己資本比率 | 87.0% | 84.7% |
| 自己資本 | 78.1億円 | 82.1億円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 45.4億円 | -21.8% |
| 営業利益 | 2.8億円 | -67.6% |
| 経常利益 | 3.1億円 | -64.8% |
| 当期純利益 | 1.9億円 | -61.1% |
| 1株当たり当期純利益 | 9.24円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 0円 | 0円 予想 |
| 期末 | 0円 | 0円 予想 |
| 年間合計 | 0円 | 0円 予想 |