短信要約
1. 要点(3行)
- 業績予想の上方修正: 生成AI向け半導体市場の成長に伴う層間絶縁フィルムの需要増や、車載向け粘着製品の好調を受け、通期の売上・各段階利益をすべて上方修正した。
- 利益成長の源泉: 営業利益は前年同期比6.6%増、経常利益は為替差益や受取保険金の計上により同16.4%増の99.9億円と、本業・営業外ともに大きく伸長している。
- セグメント間の明暗: 情報電子や産業インフラ事業が牽引する一方で、ウェルネス事業は新棟の減価償却費増や先行投資負担により利益面で69.8%減と苦戦が鮮明。
2. 直近の業績と進捗率
第3四半期(累計)の着地は以下の通りです。
- 売上高: 1,196.9億円(前年同期比 +5.6%)
- 営業利益: 89.2億円(前年同期比 +6.6%)
- 経常利益: 99.9億円(前年同期比 +16.4%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 65.1億円(前年同期比 +22.9%)
通期計画(修正後)に対する進捗率と勢い:
- 売上高進捗率: 75.8%(前年同期 75.2%)
- 営業利益進捗率: 82.6%(前年同期 82.7%) 進捗率は前年同期と同水準を維持していますが、通期予想を上方修正した上でのこの進捗率は、足元の受注環境が極めて堅調であることを示唆しています。特に純利益の進捗率は86.8%に達しており、再修正の余地も残す勢いです。
3. セグメント別のモメンタム
- 情報電子(勢い:強): 売上423.4億円(前年同期比+5.2%)、営業利益37.2億円(同+12.2%)。台湾子会社は低調なものの、AI分野向けの半導体市場成長により層間絶縁フィルムが大きく伸長。
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今期累計実績
2025-04 〜 2025-12
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-12 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 1197.0億円 | +5.6% | 1133.9億円 |
| 営業利益 | 89.2億円 | +6.6% | 83.7億円 |
| 経常利益 | 100.0億円 | +16.4% | 85.9億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 65.1億円 | +22.9% | 53.0億円 |
| 包括利益 | 66.0億円 | +0.2% | 65.8億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 89.34円 | — | 71.23円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | 88.5円 | — | 70.57円 |
財務状態
| 項目 | 2025-12末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 1568.8億円 | 1539.3億円 |
| 純資産 | 1021.3億円 | 1007.0億円 |
| 自己資本比率 | 59.5% | 59.5% |
| 自己資本 | 933.0億円 | 916.5億円 |
| 1株当たり純資産 | 1,296.67円 | 1,237.83円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 1580.0億円 | +4.8% |
| 営業利益 | 108.0億円 | +6.8% |
| 経常利益 | 121.0億円 | +16.7% |
| 当期純利益 | 75.0億円 | +14.8% |
| 1株当たり当期純利益 | 103.28円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 63円 | 72円 |
| 期末 | 67円 | 18円 予想 |
| 年間合計 | 130円 | — |