株式会社研創は、建築物内外に用いられる金属製サイン(看板・標識)の製造・販売を主軸とするサイン製品事業の単一セグメント企業です。1908年創業の老舗で、一品一様のオーダーメード生産に強みを持ちます。主要な市場環境は国内の非住宅建築投資(再開発等)に依存しており、材料となるステンレス等の国際市況や為替、および建設業界の人手不足が経営に影響を与える構造です。競合としては同業他社が存在しますが、独自の生産体制と全国的な都市再開発需要を背景に、安定した地位を築いています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-23 提出)収益性
営業利益率
4.5%
≧10%が優良
ROA
4.7%
≧5%が優良
ROE
5.5%
≧10%が優良
ROIC
3.8%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-0.3%
≧10%が優良
営業利益成長率
1.8%
≧10%が優良
EPS成長率
-5.1%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高は58.68億円(前年同期比0.3%減)と微減ながら、増配(16円→21円)により株主還元を強化。
- 2025年1月にサイバー攻撃による個人情報漏洩が発生したが、業績への直接的な影響は限定的。
- 自己資本比率が58.8%まで上昇し財務健全性が向上、営業CFも4.85億円と大幅なプラスに転換。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-12 12:00 提出)進捗
2Q
営業利益
実績: 0.9億円 / 予想: 2.3億円
+222.2%
売上高
実績: 29.3億円 / 予想: 60.0億円
+14.2%
通期
営業利益
実績: 2.6億円 / 予想: 未開示
-2.7%
売上高
実績: 64.1億円 / 予想: 未開示
+9.3%
3行解説
- 売上高は都市再開発需要を背景に前期比9.3%増の64.11億円と伸長したが、資材高騰や人件費不足に伴う建築費上昇の影響を受け、営業利益は同2.4%減の2.57億円に留まった。
- 当期純利益は投資有価証券売却益などの特別利益計上により、前期比18.2%増の2.06億円と大幅増益を達成。自己資本比率は60.8%(前期比2.0ポイント改善)と財務基盤が強化された。
- 次期(2027年3月期)は中期経営計画の最終年度として、生産工程の自動化や収益基盤の再構築を推進し、営業利益ベースで前期比29.3%増の大幅増益を見込む。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-12 | 2026年3月期 通期 | -2.7% | — | — | — | — |
| 2025-10-31 | 2026年3月期 第2四半期 | +222.2% | -1.7% | +2.4% | +1.3% | +1.3% |
| 2025-05-09 | 2025年3月期 通期 | +1.9% | -2.9% | -3.1% | -3.6% | -1.4% |
有価証券報告書
2025-06-23 有価証券報告書-第54期(2024/04/01-2025/03/31)