株式会社光陽社は、1949年の創業以来培った製版技術(印刷用写真版の製造)を核に、企画・デザインから印刷、製本、配送までを一気通貫で提供する「印刷ワンストップサービス」を主業とする企業です。単に「インクを紙に載せる」だけでなく、デジタル技術を活用した画像処理や、環境配慮型の「カーボンゼロプリント」、絵本に特化した製造、さらにはダイレクトメールの提案といったマーケティング支援領域までをカバーしています。連結子会社2社(ニコモ、ノコム)と共に、製品制作、印刷、商品販売の3部門で収益を上げる構造です。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-27 提出)収益性
営業利益率
1.3%
≧10%が優良
ROA
1.8%
≧5%が優良
ROE
3.2%
≧10%が優良
ROIC
1.6%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
5.2%
≧10%が優良
営業利益成長率
-15.5%
≧10%が優良
EPS成長率
-58.2%
≧10%が優良
3行解説
- 伝統的な製版・印刷技術を基盤としつつ、業界に先駆けた環境配慮型印刷(カーボンニュートラル)と絵本製作への特化で差別化を図っている。
- 代表取締役が約27%の株式を保有するオーナー経営体制のもと、自己株式の消却や中長期的な企業価値向上を狙った機動的な資本政策を推進。
- 印刷需要の構造的な減少という逆風に対し、デジタルマーケティングや定額制Webサービスなどの「非・紙媒体」領域の付加価値を取り込む構造転換の途上にある。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 第3四半期 、2026-02-10 16:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: -0.1億円 / 予想: 0.7億円
—
売上高
実績: 10.6億円 / 予想: 47.5億円
-1.2%
2Q
営業利益
実績: -0.1億円 / 予想: 0.7億円
-100.0%
売上高
実績: 21.9億円 / 予想: 47.5億円
-0.1%
3Q
営業利益
実績: 0.5億円 / 予想: 0.7億円
+15.9%
売上高
実績: 35.7億円 / 予想: 47.5億円
+3.2%
3行解説
- 営業利益の大幅増益: 売上高は35.74億円(前年同期比3.2%増)と堅調で、営業利益は内製化の推進や生産効率の向上により5,100万円(同16.0%増)と二桁増益を達成。
- 財務体質の改善: 長期借入金の返済(5,800万円減)等により、自己資本比率が前期末の56.2%から61.6%へ大きく向上し、健全性が高まった。
- デジタル・環境へのシフト: 既存の印刷事業からカーボンオフセット関連や定額制Webサービス等のデジタル・サステナビリティ事業への転換が着実に進捗。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-02-10 | 2026年3月期 第3四半期 | +15.9% | -2.5% | +18.2% | -69.9% | — |
| 2025-11-10 | 2026年3月期 第2四半期 | -100.0% | +2.8% | -1.8% | -12.6% | -10.3% |
| 2025-08-08 | 2026年3月期 第1四半期 | — | -6.8% | -3.7% | -16.1% | -31.6% |
| 2025-05-19 | 2025年3月期 通期 | -15.5% | +6.8% | -0.3% | -10.9% | -11.0% |
| 2025-02-07 | 2025年3月期 第3四半期 | -27.9% | +0.2% | -4.2% | +0.1% | -1.2% |
有価証券報告書
2025-06-27 有価証券報告書-第77期(2024/04/01-2025/03/31)