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菊水化学工業 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • システム刷新に伴う一過性費用と会計処理変更が直撃: 基幹システム移行に伴う棚卸資産の計算方法変更(原価差異2.14億円の増加)やシステム障害対応経費により、営業利益が前年比52.2%減と大幅減益。
  • 戸建て住宅市場の低迷: 物価高に伴う消費マインドの低下により、主力の一角である戸建て住宅の塗り替え需要が低調に推移し、売上高も4.5%の減収。
  • 次期V字回復予想と配当維持: 2026年3月期は一過性要因の解消により営業利益145.4%増の急回復を計画。配当は記念配当を含め実質増配の17円を維持する強気姿勢。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期(通期)の連結業績は以下の通りです。

  • 売上高: 213.90億円(前期比4.5%減)
  • 営業利益: 2.64億円(前期比52.2%減)
  • 経常利益: 3.41億円(前期比46.2%減)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 1.65億円(前期比55.9%減)

進捗と勢いの変化: 本決算のため通期計画に対する進捗率は100%ですが、期初予想(2024年5月時点の予想は非開示だが、2024年3月期の実績と比較して)から大きく下振れての着地となりました。特に利益面では、システム関連のコスト増という内部要因が重なり、前年同期の勢い(2024年3月期は純利益52.8%増)から一転して急減速しました。

3. セグメント別のモメンタム

同社は製品販売・工事の単一セグメントですが、市場別の動向は明暗が分かれています。

  • 「減速」要因: 戸建て住宅市場。物価高による消費抑制の影響を強く受け、塗り替え需要が低迷しました。

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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 213.9億円 -4.5% 223.9億円
営業利益 2.6億円 -52.2% 5.5億円
経常利益 3.4億円 -46.2% 6.3億円
当期純利益(親会社帰属) 1.6億円 -55.9% 3.8億円
包括利益 1.4億円 -81.1% 7.3億円
1株当たり当期純利益 13.17円 29.98円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 162.1億円 180.7億円
純資産 96.7億円 97.1億円
自己資本比率 58.7% 53.0%
自己資本 95.2億円 95.8億円
1株当たり純資産 755.35円 762.9円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 1.7% 4.0%
ROA(総資産経常利益率) 2.0% 3.6%
売上高営業利益率 1.2% 2.5%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 5.0億円 10.8億円
投資活動によるキャッシュ・フロー 1.4億円 -5.5億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -6.8億円 -4.4億円
期末現金及び現金同等物残高 40.4億円 40.4億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 225.0億円 +5.2%
営業利益 6.5億円 +145.4%
経常利益 6.9億円 +102.1%
当期純利益 4.3億円 +161.1%
1株当たり当期純利益 34.43円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 7円 7円
期末 9円 10円
配当性向:当期 129.0% / 前期 53.4% 純資産配当率:当期 2.2% / 前期 2.2%