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興研 四半期進捗

決算短信(2024-12 通期)・連結

短信要約

興研株式会社(7963)の2024年12月期決算に基づき、証券アナリストの視点で「足元の変化と今後の見通し」を分析します。

1. 要点(3行)

  • ポストコロナの踊り場を脱し、売上高は過去最高を更新: 感染対策マスクの反動減を産業用マスクと半導体向け環境関連事業で補い、売上高107.62億円(前年比1.7%増)と2022年のピークを上回る過去最高額を達成した。
  • 次期(2025年12月期)は大幅な増益サイクルへ: 環境関連事業における大型案件の寄与を見込み、売上高120億円(11.5%増)、営業利益12億円(18.8%増)と、2桁の増収増益を見込む強気なガイダンスを公表。
  • 「守り」のマスクから「攻め」の半導体関連へ: 主力のマスク事業が横ばいの中、成長エンジンが半導体産業向けオープンクリーンシステム「KOACH」にシフトしており、事業ポートフォリオの変革が鮮明となっている。

2. 直近の業績と進捗率

2024年12月期(通期)の連結業績は以下の通りです。

  • 売上高: 107.62億円(前期比1.7%増)
  • 営業利益: 10.09億円(前期比0.2%増)
  • 経常利益: 10.02億円(前期比2.4%増)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 7.22億円(前期比3.0%増)

【進捗と勢いの変化】 本決算のため通期計画に対しては100%の着地ですが、利益面では原材料・物流費の上昇を業務効率化でこらえ、微増益を確保した形です。特筆すべきは第4四半期にかけての勢いで、環境関連事業の納入が加速しており、次期の大幅増益予想に繋がるポジティブな助走期間となりました。

3. セグメント別のモメンタム

  • マスク関連事業(勢い:安定): 売上高93.14億円(前期比0.4%増)。化学物質の自律的管理の義務化により産業用マスクが堅調。感染対策用は前年比で減収ながらも、ベース受注は平時を上回る水準で着地しました。

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進捗詳細

今期実績

2024-01 〜 2024-12

項目 当期 前年比 前年同期 2023-01 〜 2023-12
売上高 107.6億円 +1.7% 105.9億円
営業利益 10.1億円 +0.2% 10.1億円
経常利益 10.0億円 +2.4% 9.8億円
当期純利益(親会社帰属) 7.2億円 +3.0% 7.0億円
包括利益 8.5億円 +12.9% 7.6億円
1株当たり当期純利益 146.05円 141.89円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2024-12末 2023-12末
総資産 208.7億円 208.2億円
純資産 130.3億円 123.5億円
自己資本比率 62.5% 59.3%
自己資本 130.3億円 123.5億円
1株当たり純資産 2,635.81円 2,499.09円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 5.7% 5.8%
ROA(総資産経常利益率) 4.8% 4.7%
売上高営業利益率 9.4% 9.5%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 6.7億円 10.8億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -98,000,000円 -2.1億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -10.5億円 -3.1億円
期末現金及び現金同等物残高 25.3億円 29.8億円

来期予想

2025-01 〜 2025-12

項目 予想 前年比(予想)
売上高 120.0億円 +11.5%
営業利益 12.0億円 +18.8%
経常利益 11.5億円 +14.7%
当期純利益 8.0億円 +10.8%
1株当たり当期純利益 161.76円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 0円 0円
期末 35円 35円
配当性向:当期 24.0% / 前期 24.7% 純資産配当率:当期 1.4% / 前期 1.4%