短信要約
1. 要点(3行)
- 大幅な減益決算: 前年同期比で経常利益は32.5%減、純利益は39.7%減と大幅な減益での着地となったが、前年同期の投資有価証券売却益や貸倒引当金戻入額といった一過性利益の剥落(反動減)が主因である。
- 主力2事業の苦戦: 繊維事業が販売低調により営業減益、化学品事業もパフォーマンスケミカル分野の市況低迷が響き、売上高・利益ともに前年同期を下回る厳しい滑り出しとなった。
- DX投資の進展: 新基幹システムの稼働に伴い、ソフトウェア仮勘定からソフトウェアへの振り替え(約46億円増)が行われるなど、中期経営計画に基づくビジネス変革に向けた資産構成の変化が見られる。
2. 直近の業績と進捗率
2026年3月期 第1四半期の連結業績は以下の通りです。
- 売上高: 715.77億円(前年同期比 7.0%減)
- 営業利益: 32.86億円(同 9.1%減)
- 経常利益: 32.77億円(同 32.5%減)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 25.05億円(同 39.7%減)
通期計画に対する進捗率と勢いの変化:
- 売上高:21.7%(通期計画 3,300億円に対し)
- 営業利益:21.9%(通期計画 150億円に対し)
- 純利益:22.8%(通期計画 110億円に対し) 前年同期の純利益進捗率は(前年実績非開示ながら)一過性要因で高めに出ていたのに対し、今期は21〜22%台に留まっています。通期で増収・営業増益を見込む計画に対し、第1四半期時点で減収減益となっており、目標達成に向けては第2四半期以降に相応の加速が求められるスロースタートな状況です。
3. セグメント別のモメンタム
- 繊維事業【減速】: 売上高 337.2億円(前年同期比 7.6%減)、セグメント利益 15.14億円(同 41.6%減)。全般的に販売が低調だったことに加え、前年同期に計上した投資有価証券売却益の反動が大きく響いています。
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今期累計実績
2025-04 〜 2025-06
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-06 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 715.8億円 | +7.0% | 769.7億円 |
| 営業利益 | 32.9億円 | +9.1% | 36.2億円 |
| 経常利益 | 32.8億円 | +32.5% | 48.6億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 25.1億円 | +39.7% | 41.6億円 |
| 包括利益 | 14.6億円 | +72.3% | 52.6億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 101.66円 | — | 168.71円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-06末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 1399.5億円 | 1460.8億円 |
| 純資産 | 915.6億円 | 921.0億円 |
| 自己資本比率 | 65.4% | 63.0% |
| 自己資本 | 914.8億円 | 920.1億円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 3300.0億円 | +5.9% |
| 営業利益 | 150.0億円 | +3.5% |
| 経常利益 | 160.0億円 | +1.2% |
| 当期純利益 | 110.0億円 | +5.6% |
| 1株当たり当期純利益 | 446.32円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 61円 | 72円 予想 |
| 期末 | 81円 | 72円 予想 |
| 年間合計 | 142円 | 144円 予想 |
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