短信要約
1. 要点(3行)
- 2025年3月期は、高価格帯時計「グランドセイコー」や和光事業の好調、インバウンド需要の恩恵を受け、営業利益が前年比44.1%増の212億円と大幅な増益を達成。
- デバイス事業の回復やシステムソリューション事業のM&A効果も寄与し、全セグメントで増収増益を確保。収益性が着実に向上している。
- 配当を前期の80円から100円へ増配し、次期(2026年3月期)も110円への増配を計画。連結配当性向30%以上を目指す積極的な還元姿勢が鮮明となった。
2. 直近の業績と進捗率
2025年3月期(通期実績)の着地は以下の通りです。
- 売上高: 3,047億円(前年比10.1%増)
- 営業利益: 212億円(前年比44.1%増)
- 経常利益: 207億円(前年比30.7%増)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 133億円(前年比32.5%増)
【進捗と勢いの変化】 本決算のため通期計画に対する進捗率は100%超ですが、特筆すべきは営業利益率の向上です。前年の5.3%から7.0%へと1.7ポイント改善しました。特にエモーショナルバリューソリューション事業が牽引しており、前年を大きく上回る勢いで着地しました。次期予想(2026年3月期)についても、売上高3,120億円、営業利益225億円とさらなる増収増益を見込んでおり、成長の持続性が期待されます。
3. セグメント別のモメンタム
- エモーショナルバリューソリューション事業(EVS):【強い勢い】
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プランをアップグレード進捗詳細
今期実績
2024-04 〜 2025-03
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2023-04 〜 2024-03 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 3047.4億円 | +10.1% | 2768.1億円 |
| 営業利益 | 212.4億円 | +44.1% | 147.4億円 |
| 経常利益 | 207.7億円 | +30.7% | 158.9億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 133.2億円 | +32.5% | 100.5億円 |
| 包括利益 | 104.8億円 | -56.6% | 241.6億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 326.18円 | — | 244.33円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-03末 | 2024-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 3692.4億円 | 3762.6億円 |
| 純資産 | 1580.1億円 | 1513.3億円 |
| 自己資本比率 | 42.2% | 39.6% |
| 自己資本 | 1559.7億円 | 1491.0億円 |
| 1株当たり純資産 | 3,818.65円 | 3,657.61円 |
収益性指標
| 指標 | 当期 | 前期 |
|---|---|---|
| ROE(自己資本当期純利益率) | 8.7% | 7.2% |
| ROA(総資産経常利益率) | 5.6% | 4.3% |
| 売上高営業利益率 | 7.0% | 5.3% |
キャッシュ・フロー
| 項目 | 当期 | 前期 |
|---|---|---|
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | 326.1億円 | 327.3億円 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | -91.2億円 | -150.9億円 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | -165.2億円 | -230.2億円 |
| 期末現金及び現金同等物残高 | 394.3億円 | 326.8億円 |
来期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 3120.0億円 | +2.4% |
| 営業利益 | 225.0億円 | +5.9% |
| 経常利益 | 225.0億円 | +8.3% |
| 当期純利益 | 145.0億円 | +8.9% |
| 1株当たり当期純利益 | 355円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 37.5円 | 45円 |
| 期末 | 42.5円 | 55円 |
配当性向:当期 30.7% / 前期 32.7%
純資産配当率:当期 2.7% / 前期 2.4%