セイコーグループ株式会社は、世界的な認知度を誇る「SEIKO」ブランドを軸に、以下の3つの事業ドメインを展開する持株会社です。
- エモーショナルバリューソリューション事業(EVS): ウオッチ(グランドセイコー、セイコー等)の製造・販売、クロック、和光による小売、アフターサービス等。
- デバイスソリューション事業(DS): 水晶振動子、小型電池、精密部品、プリンター、半導体用IC等の製造・販売。
- システムソリューション事業(SS): IT性能管理、IoT関連、決済関連、受託ソフト開発等のサービス提供。
競合環境としては、ウオッチ事業ではスイスの高級ブランドや国内他社(シチズン、カシオ)と、デバイス事業では電子部品メーカー各社と競合しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-26 提出)収益性
営業利益率
7.0%
≧10%が優良
ROA
5.7%
≧5%が優良
ROE
8.6%
≧10%が優良
ROIC
5.2%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
10.1%
≧10%が優良
営業利益成長率
44.1%
≧10%が優良
EPS成長率
33.5%
≧10%が優良
3行解説
- 高級ウオッチ「グランドセイコー」の好調とインバウンド需要の回復により、営業利益は前年同期比44.1%増の212億円と大幅な増益を達成。
- 中期経営計画「SMILE145」の財務目標を上方修正し、2026年度の連結営業利益目標を250億円、ROE目標を9%超へと引き上げた。
- 営業キャッシュ・フローが326億円と純利益を大きく上回り、棚卸資産の圧縮も進むなど、キャッシュ創出力と資産の健全性が向上。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-13 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 81.8億円 / 予想: 235.0億円
+60.2%
売上高
実績: 771.1億円 / 予想: 3140.0億円
+4.2%
2Q
営業利益
実績: 168.5億円 / 予想: 245.0億円
+26.2%
売上高
実績: 1605.2億円 / 予想: 3180.0億円
+6.3%
3Q
営業利益
実績: 289.6億円 / 予想: 290.0億円
+39.2%
売上高
実績: 2541.2億円 / 予想: 3280.0億円
+9.3%
通期
営業利益
実績: 308.7億円 / 予想: 未開示
+45.4%
売上高
実績: 3356.9億円 / 予想: 未開示
+10.2%
3行解説
- 2026年3月期は、売上高10.2%増、営業利益45.4%増と、高付加価値戦略とインバウンド需要の捕捉により大幅な増収増益で着地。
- 2026年4月1日付で1株から2株の株式分割を実施し、2027年3月期の年間配当は実質増配(分割前換算で165円→180円相当)を計画。
- 主力のウオッチ事業が米国市場および国内インバウンドで好調を維持し、全セグメントで前期比プラスの成長を達成。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-13 | 2026年3月期 通期 | +45.4% | — | — | — | — |
| 2026-02-10 | 2026年3月期 第3四半期 | +39.2% | +0.3% | +27.9% | +50.7% | — |
| 2025-11-11 | 2026年3月期 第2四半期 | +26.2% | +1.2% | -1.9% | +2.2% | -4.2% |
| 2025-08-08 | 2026年3月期 第1四半期 | +60.2% | -1.1% | +25.3% | +54.3% | +49.5% |
| 2025-05-13 | 2025年3月期 通期 | +44.1% | +1.7% | +4.7% | +3.7% | +2.5% |
| 2025-02-12 | 2025年3月期 第3四半期 | +47.1% | +1.5% | -4.5% | -16.2% | -23.1% |
有価証券報告書
2025-06-26 有価証券報告書-第164期(2024/04/01-2025/03/31)