キヤノンマーケティングジャパン 四半期進捗

決算短信(2025-12 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • ITソリューションへのシフトが結実: Windows 10の延長サポート終了に伴うPC特需を捉えたほか、保守・運用等のサービス事業が好調に推移し、売上高・各段階利益ともに過去最高水準を更新。
  • 強力な株主還元パッケージの発表: 前期比30円増配の年間170円着地に加え、300億円の自社株買い、および1対2の株式分割を発表。資本効率向上への強い意志を表明。
  • ハードからソフト/サービスへの転換加速: ペーパーレス化で苦戦する事務機ハードを、セキュリティやDX支援等の「ITソリューション」の伸びが補う構図が鮮明となった。

2. 直近の業績と進捗率

2025年12月期(通期)の連結業績は以下の通りです。

  • 売上高: 6,797億円(前年同期比 +4.0%)
  • 営業利益: 581億円(同 +9.5%)
  • 経常利益: 598億円(同 +10.0%)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 414億円(同 +5.5%)

進捗と勢いの変化: 本決算のため通期計画に対しては100%の着地ですが、期初予想を上回るペースで利益が伸長しました。特に営業利益率は前年度の8.1%から8.6%へ改善しており、収益性の高いITサービス部門の構成比が高まったことで、利益成長の「勢い」は前年よりも加速しています。

3. セグメント別のモメンタム

  • エリア事業(勢い:強): 営業利益223億円(前期比+21.8%)と極めて好調。中小企業向けのセキュリティ(ESET)やDX支援サービス「まかせてIT」の契約数が大幅増。

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進捗詳細

今期実績

2025-01 〜 2025-12

項目 当期 前年比 前年同期 2024-01 〜 2024-12
売上高 6798.0億円 +4.0% 6539.2億円
営業利益 581.9億円 +9.5% 531.2億円
経常利益 598.4億円 +10.0% 543.9億円
当期純利益(親会社帰属) 414.6億円 +5.5% 393.1億円
包括利益 575.0億円 +13.5% 506.6億円
1株当たり当期純利益 381.46円 319.79円
希薄化後1株当たり純利益 381.32円 319.69円

財務状態

項目 2025-12末 2024-12末
総資産 5644.3億円 5245.9億円
純資産 4138.1億円 3837.0億円
自己資本比率 73.1% 73.0%
自己資本 4127.9億円 3827.7億円
1株当たり純資産 3,850.13円 3,514.6円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 10.4% 9.6%
ROA(総資産経常利益率) 11.0% 10.1%
売上高営業利益率 8.6% 8.1%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 459.1億円 476.7億円
投資活動によるキャッシュ・フロー 310.6億円 757.4億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -276.6億円 -1026.8億円
期末現金及び現金同等物残高 1600.7億円 1107.3億円

来期予想

2026-01 〜 2026-12

項目 予想 前年比(予想)
売上高 6850.0億円 +0.8%
営業利益 600.0億円 +3.1%
経常利益 607.0億円 +1.4%
当期純利益 420.0億円 +1.3%
1株当たり当期純利益 195.87円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 60円 70円
期末 80円 100円
配当性向:当期 44.6% / 前期 43.8% 純資産配当率:当期 4.6% / 前期 4.2%