キヤノンマーケティングジャパン株式会社は、キヤノン製品の国内卸売・販売・サービスを主軸としつつ、独自にITソリューション、産業機器、ヘルスケア事業を展開するキヤノングループの中核企業(親会社キヤノン(株)が議決権の52.1%を保有)です。
- 事業構成: 「コンスーマ(個人向けカメラ・プリンター)」「エンタープライズ(大手企業向けITソリューション)」「エリア(中小企業向けITソリューション・機器)」「プロフェッショナル(印刷・産業機器・医療)」の4セグメント。
- 主要顧客: 一般消費者から大手企業、中小企業、官公庁、医療機関まで多岐にわたります。
- 競合環境: 事務機市場ではリコーや日本HP、ITソリューション分野ではNTTデータや大塚商会などの大手SIer、デジカメ分野ではソニー等と競合しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-12 期末、2026-03-24 提出)収益性
営業利益率
8.6%
≧10%が優良
ROA
10.7%
≧5%が優良
ROE
10.4%
≧10%が優良
ROIC
9.6%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
4.0%
≧10%が優良
営業利益成長率
9.5%
≧10%が優良
EPS成長率
19.3%
≧10%が優良
3行解説
- ITシフトの成功: ペーパーレス化の逆風下でも、ITソリューション事業(文教・金融向け案件や「まかせてIT」等)が牽引し、売上高・営業利益ともに増益を達成。
- 株主還元の劇的強化: 連結配当性向40%超の維持に加え、300億円規模の自己株買いと1:2の株式分割を発表するなど、資本効率への意識が極めて高い。
- 盤石な財務基盤と投資継続: 自己資本比率73.1%と極めて高く、(株)プリマジェストの連結化やTCS(株)の合併など、非キヤノン製品領域のM&Aによる事業構造転換を加速。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-12 第1四半期 、2026-04-22 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 185.3億円 / 予想: 600.0億円
+40.7%
売上高
実績: 1716.7億円 / 予想: 6850.0億円
+2.6%
3行解説
- 売上高は前年同期比2.6%増の1,716億円にとどまる一方、営業利益は同40.7%増の185億円と大幅増益を達成。
- ITソリューション事業における高付加価値案件の増加と、オフィスMFPの大型案件や保守サービスの好調が利益率を押し上げ。
- 1株につき2株の株式分割(4月1日発効)と、総額300億円規模の自己株式取得など、積極的な株主還元策を推進。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-22 | 2026年12月期 第1四半期 | +40.7% | +0.4% | +0.1% | — | — |
| 2026-01-28 | 2025年12月期 通期 | +9.5% | +0.2% | -1.0% | -6.9% | -48.3% |
| 2025-10-24 | 2025年12月期 第3四半期 | +5.3% | -0.6% | +2.1% | +8.5% | +6.8% |
| 2025-07-23 | 2025年12月期 第2四半期 | +5.0% | -0.9% | +1.7% | +0.5% | +6.3% |
| 2025-04-23 | 2025年12月期 第1四半期 | -4.6% | -1.0% | +1.2% | +2.3% | +3.8% |
| 2025-01-29 | 2024年12月期 通期 | +1.2% | +0.7% | +1.1% | +3.7% | +4.9% |
有価証券報告書
2026-03-24 有価証券報告書-第58期(2025/01/01-2025/12/31)
2025-03-27 有価証券報告書-第57期(2024/01/01-2024/12/31)