ニプロ株式会社は、人工透析関連(ダイアライザ)で世界トップクラスのシェアを誇る総合医療機器メーカーです。事業は「医療関連」「医薬関連」「ファーマパッケージング」の3セグメントで構成されています。
- 主要製品: ダイアライザ、注射針、輸液セット、ジェネリック医薬品、医療用ガラス容器(アンプル、管瓶)。
- 主要顧客: 国内外の病院、透析施設、製薬メーカー。
- 競合環境: 医療機器ではバクスターやフレゼニウス、医薬品では国内ジェネリック大手各社と競合。海外売上高比率は51.2%に達し、地産地消の拠点展開を強みとしています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-25 提出)収益性
営業利益率
4.1%
≧10%が優良
ROA
2.3%
≧5%が優良
ROE
1.8%
≧10%が優良
ROIC
1.2%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
9.9%
≧10%が優良
営業利益成長率
19.1%
≧10%が優良
EPS成長率
-54.0%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高は6,445億円(前年比9.9%増)と増収を確保したが、親会社株主に帰属する当期純利益は51億円(同54.0%減)と大幅減益。
- 営業利益は265億円(同19.1%増)と本業は堅調な一方、為替差損53億円の計上や、海外ガラス工場の減損損失48億円が純利益を圧迫。
- ROEは2.1%(前期5.1%)へ低下、自己資本比率は21.6%と低水準にあり、有利子負債の削減と利益体質への転換が急務となっている。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 第3四半期 、2026-02-09 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 72.1億円 / 予想: 370.0億円
+24.6%
売上高
実績: 1592.2億円 / 予想: 6770.0億円
+4.5%
2Q
営業利益
実績: 153.4億円 / 予想: 370.0億円
+14.0%
売上高
実績: 3173.8億円 / 予想: 6770.0億円
+1.7%
3Q
営業利益
実績: 267.5億円 / 予想: 370.0億円
+20.5%
売上高
実績: 4873.1億円 / 予想: 6770.0億円
+1.7%
3行解説
- 利益面の大幅伸長: 売上高は前年同期比1.7%増の4,873億円に留まるも、営業利益は20.5%増、親会社株主に帰属する四半期純利益は153.0%増(166億円)と利益が急拡大した。
- 一過性利益の寄与: 子会社取得に伴う段階取得に係る差益(51億円)や固定資産売却益の計上により、純利益は既に通期計画(129億円)を大幅に超過している。
- セグメント間の明暗: 主力の医療関連事業が堅調に推移する一方、ファーマパッケージング事業が欧米での在庫過多の影響で赤字転落しており、事業環境に格差が見られる。
書類一覧
ハイライトされた行が、現在の概要カードに表示されている最新の有報・短信です。
短信
2026-02-09 2026-03 第3四半期 2026年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-11-10 2026-03 第2四半期 2026年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-08-08 2026-03 第1四半期 2026年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
有報
2025-06-25 2025-03 期末 有価証券報告書-第72期(2024/04/01-2025/03/31)
短信
2025-05-12 2025-03 通期 2025年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-02-07 2025-03 第3四半期 2025年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)