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岩谷産業 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 増収減益の着地と大幅な計画未達: 2025年3月期は売上高8,830億円(前年比+4.1%)と増収を確保したが、営業利益は462億円(同-8.7%)と、期初計画(527億円)を12.3%下回る厳しい着地となった。
  • 市況悪化とコスト増が直撃: LPG輸入価格の高止まりや、中国市場を中心としたヘリウム市況の軟化、人件費・物流費等の販管費増加が利益を押し下げた。
  • 次期はV字回復を予想、コスモHD持分法化が寄与: 2026年3月期は、コスモエネルギーHDの持分法適用による投資利益(106億円予想)等が寄与し、親会社株主に帰属する当期純利益は488億円(同+20.6%)と過去最高益水準を見込む。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期の実績は以下の通りです。

  • 売上高: 8,830億円(前年比+4.1%、計画比-2.1%)
  • 営業利益: 462億円(前年比-8.7%、計画比-12.3%)
  • 経常利益: 614億円(前年比-1.3%、計画比-15.5%)
  • 当期純利益: 404億円(前年比-6.9%、計画比-25.1%)

進捗と勢いの変化: 通期計画に対する達成率は、売上高97.9%、営業利益87.7%と、利益面で大幅な未達となりました。前連結会計年度(2024年3月期)が営業利益26.5%増と好調だったのに対し、今期は一転して勢いが減速。特に第4四半期にかけて市況要因(ヘリウム、ステンレス価格等)の逆風が強まったことが見て取れます。

3. セグメント別のモメンタム

  • 総合エネルギー事業【減速】: 売上高3,787億円(+6.1%)、営業利益195億円(-3.2%)。工業用LPGは堅調だが、卸売部門の数量減やコスト上昇、市況要因による増益影響の縮小(-5.4億円)が響いた。

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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 8830.1億円 +4.1% 8478.9億円
営業利益 462.3億円 -8.7% 506.4億円
経常利益 614.9億円 -1.3% 623.1億円
当期純利益(親会社帰属) 404.5億円 -6.9% 434.7億円
包括利益 363.5億円 -42.4% 630.7億円
1株当たり当期純利益 175.76円 188.9円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 8721.9億円 8305.0億円
純資産 3971.9億円 3690.3億円
自己資本比率 44.3% 43.2%
自己資本 3860.4億円 3584.3億円
1株当たり純資産 1,677.41円 1,557.64円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 10.9% 13.2%
ROA(総資産経常利益率) 7.2% 8.4%
売上高営業利益率 5.2% 6.0%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 524.2億円 548.5億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -584.1億円 -1612.7億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -20.2億円 1054.3億円
期末現金及び現金同等物残高 275.9億円 336.1億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 9364.0億円 +6.0%
営業利益 491.0億円 +6.2%
経常利益 631.0億円 +2.6%
当期純利益 488.0億円 +20.6%
1株当たり当期純利益 212.05円

配当

時期 前期(実績) 当期
期末 130円 47円
配当性向:当期 26.7% / 前期 17.2% 純資産配当率:当期 2.9% / 前期 2.3%