岩谷産業株式会社は、LPガス(国内シェアトップクラス)を基盤とする「総合エネルギー事業」と、産業用ガスや機械を取り扱う「産業ガス・機械事業」、および「マテリアル事業」を3本柱とする商社兼メーカーです。 特に水素事業においては1941年からの歴史があり、液化水素の国内シェア100%、水素全体のシェアも約70%を誇るリーディングカンパニーです。競合は電力・ガス各社やエア・ウォーター等の産業ガス大手ですが、LPGの輸入から小売までの一貫体制と、独自の水素サプライチェーン網で差別化を図っています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-17 提出)収益性
営業利益率
5.2%
≧10%が優良
ROA
5.4%
≧5%が優良
ROE
10.6%
≧10%が優良
ROIC
4.9%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
4.1%
≧10%が優良
営業利益成長率
-8.7%
≧10%が優良
EPS成長率
-7.0%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高は8,830億円(前年比+4.1%)と増収を確保した一方、ヘリウム市況の軟化やコスト増により営業利益は462億円(同-8.7%)の減益。
- 中期計画「PLAN27」に基づき、アイエスジー社の買収(約118億円)やコスモエネルギーHDとの資本業務提携など、LPGおよび脱炭素分野での攻めの投資を加速。
- オーストラリアのグリーン水素計画撤退に伴う特別損失18億円を計上したが、営業CFは524億円と純利益(404億円)を上回り、現金の質は良好。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 第3四半期 、2026-02-10 16:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 64.2億円 / 予想: 491.0億円
-23.7%
売上高
実績: 2063.5億円 / 予想: 9364.0億円
+4.5%
2Q
営業利益
実績: 107.6億円 / 予想: 491.0億円
-33.3%
売上高
実績: 4091.3億円 / 予想: 9364.0億円
+2.3%
3Q
営業利益
実績: 205.0億円 / 予想: 358.0億円
-24.4%
売上高
実績: 6411.3億円 / 予想: 8880.0億円
+2.7%
3行解説
- 本業は大幅な減益着地: 3Q累計の営業利益は前年同期比24.4%減の204億円。LPガス市況の下落に伴う在庫影響(△55億円)やヘリウム市況の軟化が利益を強く圧迫した。
- 特別利益で純利益を確保: 営業減益の一方で、固定資産売却益119億円を計上。これにより親会社株主に帰属する四半期純利益は267億円(0.9%増)と前年並みを維持した。
- 通期計画を下方修正: LPガス市況要因や中国市場の停滞を背景に、通期の営業利益予想を358億円(前期実績比22.5%減)へ引き下げ。足元の事業環境は厳しい。
書類一覧
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短信
2026-02-10 2026-03 第3四半期 2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-11-11 2026-03 第2四半期 2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-08-08 2026-03 第1四半期 2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
有報
2025-06-17 2025-03 期末 有価証券報告書-第82期(2024/04/01-2025/03/31)
短信
2025-05-14 2025-03 通期 2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-02-13 2025-03 第3四半期 2025年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)