ニチモウ株式会社は、1910年創業の「浜から食卓まで」を網羅する水産総合商社兼メーカーです。漁網・漁具の製造販売からスタートし、現在は以下の6セグメントで事業を展開しています。
- 食品事業:鮮凍魚、魚卵、すり身等の加工・販売。
- 海洋事業:漁網・ロープの製造、養殖機資材・船舶機器の販売。
- 機械事業:食品加工機械の製造・販売。
- 資材事業:合成樹脂、包装資材等の販売。
- バイオティックス事業:発酵大豆製品などの健康食品。
- 物流事業:運送・倉庫サービス。
主要顧客は食品メーカー、漁業者、小売業者など多岐にわたり、漁撈から加工・流通まで一貫してサポートできる体制が最大の強みです。競合は大手水産会社(ニッスイ、マルハニチロ等)ですが、漁網・漁具という川上分野での高い専門性で差別化を図っています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-27 提出)収益性
営業利益率
2.2%
≧10%が優良
ROA
3.7%
≧5%が優良
ROE
9.1%
≧10%が優良
ROIC
3.7%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
4.8%
≧10%が優良
営業利益成長率
48.6%
≧10%が優良
EPS成長率
13.0%
≧10%が優良
3行解説
- 2025年3月期は、食品・機械事業の好調により売上高1,339億円(前年比+4.8%)、営業利益30億円(同+48.6%)の大幅増益を達成。
- 利益面は堅調な一方、在庫の積み増しと仕入債務の減少により、営業キャッシュ・フローが13.4億円の赤字に転落しており、資金効率に課題。
- 新中期経営計画(~2028年)で配当性向35%以上を目指す累進配当方針を掲げ、株主還元を強化する姿勢を鮮明にしている。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 第3四半期 、2026-02-06 16:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 10.3億円 / 予想: 16.5億円
+59.3%
売上高
実績: 353.1億円 / 予想: 650.0億円
+16.5%
2Q
営業利益
実績: 15.9億円 / 予想: 33.0億円
+29.0%
売上高
実績: 670.2億円 / 予想: 1350.0億円
+8.8%
3Q
営業利益
実績: 31.6億円 / 予想: 33.0億円
+15.1%
売上高
実績: 1110.2億円 / 予想: 1350.0億円
+6.8%
3行解説
- 利益面で通期計画を超過達成: 第3四半期時点で経常利益(35.6億円)と純利益(28.0億円)が通期予想を既に上回る極めて強い着地。
- 機械事業が牽引役: インバウンド需要や生産効率化を背景とした国内設備投資、および円安を背景とした海外販路拡大が奏功し、セグメント利益が前年同期比で約74%増と急伸。
- 財務規模の拡大と負債増: 売上債権や投資有価証券の増加により総資産が約166億円拡大。これに伴い短期借入金が約112億円増加し、自己資本比率は34.1%(前期末比2.3ポイント減)へ低下。
書類一覧
ハイライトされた行が、現在の概要カードに表示されている最新の有報・短信です。
短信
2026-02-06 2026-03 第3四半期 2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-11-07 2026-03 第2四半期 2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-08-08 2026-03 第1四半期 2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
有報
2025-06-27 2025-03 期末 有価証券報告書-第139期(2024/04/01-2025/03/31)
短信
2025-05-09 2025-03 通期 2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-02-07 2025-03 第3四半期 2025年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)