シナネンホールディングス株式会社は、1927年創業の老舗エネルギー商社グループです。主な事業は以下の3本柱で構成されています。
- エネルギー卸・小売周辺事業(BtoC): 一般家庭や小売店向けにLPガス、灯油、電力、都市ガスを販売。
- エネルギーソリューション事業(BtoB): 法人向けに石油製品、電力を販売。ガソリンスタンド運営や太陽光発電事業、住設機器販売も展開。
- 非エネルギー事業: 自転車事業(ダイシャリン)、シェアサイクル事業(ダイチャリ)、建物維持管理、環境・リサイクル、抗菌事業など多角化を推進。
競合環境としては、人口減少や省エネの進展、脱炭素社会への移行に伴う化石燃料需要の減少に加え、電力・ガスの小売自由化による異業種を含めた激しい価格競争にさらされています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-25 提出)収益性
営業利益率
1.3%
≧10%が優良
ROA
3.7%
≧5%が優良
ROE
5.8%
≧10%が優良
ROIC
5.9%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-8.9%
≧10%が優良
営業利益成長率
—
≧10%が優良
EPS成長率
—
≧10%が優良
3行解説
- 電力販売における市場連動型プランへの移行と管理体制の見直しが奏功し、前期の営業赤字から40.0億円の黒字へ劇的なV字回復を達成。
- 自己株式110万株(発行済株式の約8.4%)の消却と年間配当90円(前期比15円増配)を実施し、ROE向上を重視した資本効率改善への強い姿勢を鮮明化。
- エネルギー需要の長期的減少を見据え、シェアサイクルや建物維持管理などの非エネルギー事業を拡大中だが、販管費増により同セグメントは24.2%の減益と課題も残る。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 第3四半期 、2026-02-10 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 7.3億円 / 予想: 44.0億円
+126.9%
売上高
実績: 631.5億円 / 予想: 3673.0億円
-0.6%
2Q
営業利益
実績: 7.0億円 / 予想: 44.0億円
+187.2%
売上高
実績: 1204.2億円 / 予想: 3673.0億円
-2.5%
3Q
営業利益
実績: 20.0億円 / 予想: 44.0億円
+13.9%
売上高
実績: 2037.0億円 / 予想: 3673.0億円
-3.3%
3行解説
- 売上高はエネルギー価格下落の影響で前年同期比3.3%減の2,036.98億円となったが、営業利益は非エネルギー事業の躍進により同13.9%増の20.03億円と増益を確保。
- 非エネルギー事業(シェアサイクル、建物メンテナンス)の営業利益が前年同期比104.4%増(8.27億円)と倍増し、BtoBエネルギー事業の苦戦をカバーする成長エンジンとなっている。
- 決算発表と同時に5億円を上限とする自己株式取得(発行済み株式の0.91%)を発表し、資本効率向上と株主還元への積極姿勢を堅持。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-02-10 | 2026年3月期 第3四半期 | +13.9% | +1.3% | +7.9% | +11.6% | — |
| 2025-11-11 | 2026年3月期 第2四半期 | +187.2% | -4.9% | +1.5% | -8.1% | -8.2% |
| 2025-08-08 | 2026年3月期 第1四半期 | +126.9% | -0.0% | -5.5% | -7.6% | -12.0% |
| 2025-05-14 | 2025年3月期 通期 | — | -5.1% | +0.3% | -4.2% | -0.4% |
| 2025-02-10 | 2025年3月期 第3四半期 | — | -3.9% | -1.9% | +7.0% | +17.4% |
有価証券報告書
2025-06-25 有価証券報告書-第91期(2024/04/01-2025/03/31)