短信要約
1. 要点(3行)
- 増収減益の着地: 営業収益は既存店好調により956億円(前年同期比3.9%増)と伸長したが、人件費増や光熱費等のコスト増が響き、営業利益は27億円(同4.6%減)の減益となった。
- 中国事業からの撤退: 不採算であった連結子会社のイオンマックスバリュ(広州)商業有限公司の解散・清算を決定。海外リスクを切り離し、経営資源を国内事業へ集中させる方針を鮮明にした。
- 国内本業の底堅さ: 三期連続の大幅賃上げを実施しつつも、PB「トップバリュ」の拡販や地域密着の「じもの」商品強化により、既存店売上高は102.7%と堅調なモメンタムを維持している。
2. 直近の業績と進捗率
2026年2月期 第1四半期の連結業績は、営業収益956.45億円(前年同期比3.9%増)、営業利益27.23億円(同4.6%減)、純利益20.09億円(同8.6%増)となった。 通期計画に対する**進捗率は、営業収益で24.3%、営業利益で19.0%、純利益で21.4%**となっている。前年同期の営業利益進捗率(約20.3%)と比較するとややスローペースに見えるが、第1四半期に「事業撤退損」として1.75億円を特別損失に計上済みであることや、既存店の売上勢いが持続していることから、概ね計画の範囲内と判断される。
3. セグメント別のモメンタム
- 国内事業(勢い:維持): 全店売上高104.0%、既存店売上高102.7%と好調。部門別ではグロサリーが303億円(同10.0%増)、デリカが112億円(同4.3%増)と牽引している。価格訴求型のPB展開や移動スーパー(累計39台)の拡大が奏功している。
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今期累計実績
2025-03 〜 2025-05
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-03 〜 2024-05 |
|---|---|---|---|
| 営業収益 | 956.5億円 | +3.9% | 920.9億円 |
| 営業利益 | 27.2億円 | -4.6% | 28.6億円 |
| 経常利益 | 28.1億円 | -1.1% | 28.4億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 20.1億円 | +8.6% | 18.5億円 |
| 包括利益 | 20.7億円 | +10.1% | 18.8億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 63.03円 | — | 58.08円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | 63.02円 | — | 58.06円 |
財務状態
| 項目 | 2025-05末 | 2025-02末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 1464.9億円 | 1354.2億円 |
| 純資産 | 881.2億円 | 884.5億円 |
| 自己資本比率 | 60.1% | 65.3% |
| 自己資本 | 881.1億円 | 884.4億円 |
| 1株当たり純資産 | 2,763.84円 | 2,774.07円 |
通期予想
2025-03 〜 2026-02
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 営業収益 | 3930.0億円 | +4.1% |
| 営業利益 | 143.0億円 | +1.7% |
| 経常利益 | 142.0億円 | +0.8% |
| 当期純利益 | 94.0億円 | +0.1% |
| 1株当たり当期純利益 | 294.86円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 0円 | 0円 予想 |
| 期末 | 75円 | 85円 予想 |
| 年間合計 | 75円 | 85円 予想 |