青山商事株式会社は、紳士服専門店「洋服の青山」を中核とする世界最大のスーツ販売チェーンです。主要な事業は「ビジネスウェア事業」ですが、カード事業、印刷・メディア事業、雑貨販売(100円ショップ「ダイソー」のFC展開)、総合リペアサービス(ミスターミニット)、飲食等のフランチャイジー事業(「焼肉きんぐ」等)、不動産事業と多角化を推進しています。 競合環境としては、オフィスウェアのカジュアル化や生産年齢人口の減少に伴うスーツ市場の縮小、および同業他社やEC専業ブランドとの厳しい価格・シェア競争にさらされています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-25 提出)収益性
営業利益率
6.5%
≧10%が優良
ROA
3.8%
≧5%が優良
ROE
5.2%
≧10%が優良
ROIC
3.6%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
0.6%
≧10%が優良
営業利益成長率
5.5%
≧10%が優良
EPS成長率
-6.0%
≧10%が優良
3行解説
- 主力のビジネスウェア事業が効率化とオーダースーツの伸長により、減収ながらも14.3%のセグメント増益を達成し、全体の利益を牽引。
- PBR1倍割れ改善に向けた抜本的な「資本コストや株価を意識した経営」を公表し、連結配当性向70%という極めて高い還元方針へ舵を切った。
- フランチャイジー事業が過去最高益を更新する一方、雑貨販売や印刷事業がコスト高騰で苦戦しており、セグメント間での明暗が分かれている。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-12 16:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 13.7億円 / 予想: 140.0億円
-19.2%
売上高
実績: 436.6億円 / 予想: 1998.0億円
-3.4%
2Q
営業利益
実績: 0.8億円 / 予想: 140.0億円
-88.1%
売上高
実績: 819.7億円 / 予想: 1970.0億円
-3.0%
3Q
営業利益
実績: 23.0億円 / 予想: 140.0億円
-39.7%
売上高
実績: 1288.0億円 / 予想: 1970.0億円
-3.2%
通期
営業利益
実績: 105.9億円 / 予想: 未開示
-15.8%
売上高
実績: 1890.1億円 / 予想: 未開示
-3.4%
3行解説
- 主力のビジネスウェア事業が記録的な猛暑やカジュアル化の影響で苦戦し、連結営業利益が前年比15.8%減の105億8,800万円に落ち込む減収減益の着地となった。
- 一方でカード事業(利益前年比22.6%増)やフランチャイジー事業(同18.1%増)等の非ウェア部門が堅調に推移し、多角化による収益の下支えが機能している。
- 2026年4月付で1対3の株式分割を実施し、配当性向70%もしくはDOE3%の高い還元方針を維持するが、次期配当予想は実質減配となる計画。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-12 | 2026年3月期 通期 | -15.8% | — | — | — | — |
| 2026-02-13 | 2026年3月期 第3四半期 | -39.7% | -1.3% | -4.2% | -3.5% | — |
| 2025-11-11 | 2026年3月期 第2四半期 | -88.1% | -0.1% | +4.6% | +4.9% | +8.2% |
| 2025-08-08 | 2026年3月期 第1四半期 | -19.2% | -0.5% | -2.8% | +3.8% | -8.0% |
| 2025-05-13 | 2025年3月期 通期 | +5.5% | -1.1% | +5.9% | +4.4% | +8.4% |
| 2025-02-14 | 2025年3月期 第3四半期 | -13.3% | +0.2% | -3.2% | -0.9% | +0.6% |
有価証券報告書
2025-06-25 有価証券報告書-第61期(2024/04/01-2025/03/31)