株式会社理経は、ITおよびエレクトロニクス分野の技術商社です。「システムソリューション」「ネットワークソリューション」「電子部品及び機器」の3事業を展開しています。
- 主要製品: 防衛省向け航空機部品、衛星通信システム、VR訓練シミュレーション、産業用電子部品など。
- 主要顧客: 防衛省(連結売上高の50.5%)、川崎重工業(同10.0%)への依存度が極めて高いのが特徴です。
- 競合環境: 技術交代の速いIT・エレクトロニクス業界に属し、国内外のメーカー製品の販売および保守サービスで差別化を図っています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-27 提出)収益性
営業利益率
6.0%
≧10%が優良
ROA
10.4%
≧5%が優良
ROE
13.0%
≧10%が優良
ROIC
8.9%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
54.4%
≧10%が優良
営業利益成長率
96.1%
≧10%が優良
EPS成長率
72.7%
≧10%が優良
3行解説
- 防衛需要の急拡大: 防衛省向け航空機用部品等の好調により、売上高は前年同期比54.4%増の187.25億円、経常利益は同97.4%増の10.19億円と過去最高水準を記録。
- キャッシュフローの乖離: 純利益6.61億円に対し、営業CFは3.22億円の赤字。売上急増に伴う売上債権の10.41億円増加が主な要因で、資金効率に課題。
- 特定顧客への依存と成長投資: 売上の半分以上を特定顧客に依存するリスクがある一方、宇宙ビジネスやAI・VR領域を強化し、2028年3月期に売上高202億円を目指す。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-13 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 2.4億円 / 予想: 8.0億円
+60.5%
売上高
実績: 61.6億円 / 予想: 196.0億円
+16.4%
2Q
営業利益
実績: 4.2億円 / 予想: 8.0億円
+3.2%
売上高
実績: 98.0億円 / 予想: 196.0億円
+1.9%
3Q
営業利益
実績: 4.4億円 / 予想: 11.2億円
-18.6%
売上高
実績: 132.7億円 / 予想: 196.0億円
-3.9%
通期
営業利益
実績: 12.4億円 / 予想: 未開示
+11.0%
売上高
実績: 195.3億円 / 予想: 未開示
+4.3%
3行解説
- 2026年3月期は、防衛関連の大型修理案件やGIGAスクール構想関連の寄与により、売上高・各段階利益ともに前期を上回り、親会社株主に帰属する当期純利益は7億4,600万円(前期比12.9%増)の過去最高益を達成した。
- 営業キャッシュ・フローは、前期の3億2,200万円の赤字から10億6,800万円の黒字へ大幅に改善し、棚卸資産の増加を上回る利益成長と債権回収が進んだ。
- 2027年3月期の通期予想は、前期の大型案件一巡や受注高の減少(前期比16.3%減)を背景に、営業利益が7億4,000万円(同40.2%減)と大幅な減益を見込む保守的な計画となっている。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-13 | 2026年3月期 通期 | +11.0% | — | — | — | — |
| 2026-02-09 | 2026年3月期 第3四半期 | -18.6% | -2.5% | -7.7% | -5.2% | -20.8% |
| 2025-11-10 | 2026年3月期 第2四半期 | +3.2% | +1.1% | -13.3% | -21.5% | -10.7% |
| 2025-08-08 | 2026年3月期 第1四半期 | +60.5% | -2.3% | +5.3% | +12.6% | +21.6% |
| 2025-05-12 | 2025年3月期 通期 | +96.1% | -0.9% | +5.0% | -2.0% | -5.5% |
| 2025-02-10 | 2025年3月期 第3四半期 | +942.3% | +2.1% | -8.5% | -5.0% | +1.9% |
有価証券報告書
2025-06-27 有価証券報告書-第68期(2024/04/01-2025/03/31)