短信要約
1. 要点(3行)
- 大幅減益の苦境: 営業利益が前年同期比71.1%減の1.4億円と低迷。10月に下方修正した通期計画に対しても利益進捗が極めて遅く、厳しい着地となった。
- 地方百貨店の「負の二極化」: 大都市部と異なりインバウンド恩恵が乏しく、物価高による消費抑制や高額品の伸び悩み、天候不順による来店客減が直撃。
- コスト増が利益を圧迫: 人的資本投資(賃上げ等)に伴う販管費の増加を、減収による利益低下が補いきれない収益構造の脆弱さが露呈した。
2. 直近の業績と進捗率
2026年2月期 第3四半期累計の連結実績は以下の通り。
- 売上高: 152.9億円(前年同期比4.3%減)
- 営業利益: 1.4億円(同71.1%減)
- 経常利益: 0.4億円(同83.1%減)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 0.4億円(同81.4%減)
【進捗率と勢いの変化】 通期計画(営業利益6億円)に対する進捗率は**24.0%**に留まる。前年同期の営業利益は5億円で、当時の通期実績(10.4億円)に対する進捗率が約48%であったことと比較すると、利益の積み上げペースは半分以下に鈍化しており、第4四半期(繁忙期の12月〜2月)での急激な挽回が必要な状況。
3. セグメント別のモメンタム
- 百貨店業(勢い:減速): 外部顧客への売上高は152.7億円(前年同期比4.3%減)。セグメント利益は1.7億円(同66.8%減)と大幅悪化。地方・郊外立地特有の消費低迷に加え、天候不順による来店客数減少が響いた。免税売上等のインバウンド効果も限定的。
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今期累計実績
2025-03 〜 2025-11
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-03 〜 2024-11 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 153.0億円 | -4.3% | 159.9億円 |
| 営業利益 | 1.4億円 | -71.1% | 5.0億円 |
| 経常利益 | 42,000,000円 | -83.1% | 2.5億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 42,000,000円 | -81.4% | 2.3億円 |
| 包括利益 | -40,000,000円 | — | 2.3億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 3.83円 | — | 20.38円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-11末 | 2025-02末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 451.9億円 | 444.9億円 |
| 純資産 | 117.3億円 | 119.2億円 |
| 自己資本比率 | 26.0% | 26.8% |
| 自己資本 | 117.3億円 | 119.2億円 |
| 1株当たり純資産 | 1,055.43円 | 1,054.14円 |
通期予想
2025-03 〜 2026-02
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 215.0億円 | -3.0% |
| 営業利益 | 6.0億円 | -42.4% |
| 経常利益 | 4.0億円 | -46.1% |
| 当期純利益 | 4.0億円 | -60.0% |
| 1株当たり当期純利益 | 35.76円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 期末 | 6円 | 6円 予想 |
| 年間合計 | 6円 | 6円 予想 |