短信要約
1. 要点(3行)
- 特異要因による純利益の急加速: 次世代基幹系システム計画中止に伴う和解金80億円を特別利益に計上し、親会社株主に帰属する四半期純利益は158億円と、通期計画(160億円)に対して99%超の進捗を達成。
- 本業利益への下押し圧力: 資金運用収益は貸出金利息の増加等で前年同期比94億円増加したものの、預金利息の上昇による資金調達費用の増加(同40億円増)やシステム関連費用が重荷となり、経常利益は40.3%減の154億円に留まった。
- 資産内容の堅調さと含み損益の悪化: 貸出金残高は前連結会計年度末比で約760億円増加し本業の勢いは維持されているが、金利上昇等の影響でその他有価証券評価差額金が約339億円減少するなど、市場環境の変化が財務面に表れている。
2. 直近の業績と進捗率
2025年3月期第3四半期累計(2024年4月〜12月)の連結業績は以下の通りです。
- 経常収益: 920.9億円(前年同期比 +1.2%)
- 経常利益: 154.2億円(前年同期比 △40.3%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 158.9億円(前年同期比 △10.7%)
通期計画に対する進捗率と勢い:
- 経常利益進捗率: 67.0%(通期予想230億円に対し)
- 純利益進捗率: 99.3%(通期予想160億円に対し) 前年同期の純利益進捗率は約92%(2024年3月期実績193億円に対し178億円)であり、今期は和解金という一過性利益によって純利益ベースでは極めて高い進捗となっています。一方で、経常利益ベースでは前年の258億円から大幅に減益しており、本業の収益性には足元でブレーキがかかっています。
3. セグメント別のモメンタム
当行グループは銀行業の単一セグメントですが、業務別の勢いは以下の通りです。
- 「勢い」がある項目: 貸出金運用。貸出金利息は362億円(前年同期比 +32億円)と増加しており、貸出金残高も4兆5,514億円(前連結会計年度末比 +759億円)と堅調に推移しています。
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今期累計実績
2024-04 〜 2024-12
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2023-04 〜 2023-12 |
|---|---|---|---|
| 経常収益 | 921.0億円 | +1.2% | 910.2億円 |
| 経常利益 | 154.2億円 | -40.3% | 258.4億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 159.0億円 | -10.7% | 178.1億円 |
| 包括利益 | -96.4億円 | — | 287.3億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 338.71円 | — | 375.04円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2024-12末 | 2024-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 75930.3億円 | 79705.5億円 |
| 純資産 | 4772.7億円 | 4908.9億円 |
| 自己資本比率 | 6.3% | 6.2% |
| 自己資本 | 4772.7億円 | 4908.9億円 |
通期予想
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 経常利益 | 230.0億円 | -4.0% |
| 当期純利益 | 160.0億円 | +0.4% |
| 1株当たり当期純利益 | 340.91円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 50円 | 45円 |
| 期末 | 40円 | 45円 予想 |
| 年間合計 | 90円 | 90円 予想 |