短信要約
1. 要点(3行)
- 大幅増益の着地と記念増配の公表: 貸出金利息の増加や株式等売却益の計上、および与信費用の戻り益転換により、中間純利益は前年同期比19.9%増の26.9億円と大幅増益。通期配当は創業110周年記念配当(2円)を含め前期比2円増の36円を予定。
- 利ザヤ改善の一方で預金コストが急増: 国内貸出金利回りは1.45%(前年同期比+0.17pts)と上昇したが、預金利息(経常費用)が43億円(同+73.2%)と急増しており、預金コストの上昇が粗利益を圧迫し始めている。
- 財務健全性の回復: 有価証券の評価損益が前年度末の56億円の含み損から17億円の含み益へと大幅に改善。連結自己資本比率(国内基準)も8.62%と、前年度末(8.53%)から上昇し、健全性を維持。
2. 直近の業績と進捗率
2026年3月期第2四半期(中間期)の連結業績は以下の通りです。
- 経常収益: 332.42億円(前年同期比 +6.0%)
- 経常利益: 39.39億円(同 +14.8%)
- 中間純利益: 26.91億円(同 +19.9%)
通期計画に対する進捗率:
- 経常利益:49.9%(通期予想79億円に対し)
- 当期純利益:46.4%(通期予想58億円に対し) 前年同期の進捗率(経常利益43.8%、純利益39.3%)と比較して進捗は極めて順調です。特に信用コストが予想を下回り、戻り益が発生していることが利益を押し上げています。
3. セグメント別のモメンタム
銀行単体の収益構造において以下の勢いの変化が見られます。
- 「勢い」がある項目: 貸出金利息収入。国内業務部門の貸出金利回りが1.28%から1.45%へ改善し、資金運用収益全体で256億円を確保。また、役務取引等利益(手数料収入)も前年同期の赤字から3億円の黒字へV字回復しています。
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今期累計実績
2025-04 〜 2025-09
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-09 |
|---|---|---|---|
| 経常収益 | 332.4億円 | +6.0% | 313.6億円 |
| 経常利益 | 39.4億円 | +14.8% | 34.3億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 26.9億円 | +19.9% | 22.4億円 |
| 包括利益 | 77.8億円 | +122.6% | 34.9億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 68.9円 | — | 57.54円 |
財務状態
| 項目 | 2025-09末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 29909.3億円 | 29626.7億円 |
| 純資産 | 1428.5億円 | 1357.2億円 |
| 自己資本比率 | 4.8% | 4.6% |
| 自己資本 | 1425.9億円 | 1354.5億円 |
通期予想
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 経常利益 | 79.0億円 | +0.8% |
| 当期純利益 | 58.0億円 | +1.5% |
| 1株当たり当期純利益 | 148.63円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 17円 | 17円 |
| 期末 | 17円 | 19円 予想 |
| 年間合計 | 34円 | 36円 予想 |
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